最近、ノーコードツールの話題をよく聞きますね。
Webアプリを開発できる有名どころのノーコードツールにはGlide、Adaloの他にBubbleというものがありますよ
それは儲かるツールですか?楽して儲かるなら知りたいです
がめついですね…..
Bubbleはいろいろなことができるツールです。すでにBubbleで作られたWebアプリで収益を出しているサイトもあります。もう最近は、ノーコードツールで稼げる時代ですね
俄然ノーコードツールを学習する気になってきました。詳しく教えてください
いろいろできるツールって難しそうだけど……大丈夫かなぁ……
今回は非常に汎用性の高いノーコードツール「Bubble」について紹介します。
初心者でも簡単にわかる:Bubbleの基本
まずは、Bubbleがどんなものなのか解説しますね
①:Bubbleとは
Bubbleはプログラミングが不要、すなわちノーコードで汎用的なWebアプリを開発できるサービスです。2012年ニューヨークで誕生しました。2019年には約7億円の資金調達を実施、LinkedInのBubble社の概要では、全世界で25万人以上のユーザーがBubbleを利用しているとのことです。
いわゆるノーコードツールの老舗的存在ですね。公式では「Facebook」や「Airbnb」のようなサイトも作れる」と書いてあります
②:Bubbleの料金
ノーコードツールは基本無料で使えて、リリースしようとすると有料になるケースが多いと思いますが、Bubbleもそんな感じですか?
牛山くん、ズバリその通りでしょう。無料版と有料版の違いはこんな感じです
Bubble:無料版と有料版の違い
プラン | 料金 | 特徴 |
Free | 無料 | アプリ開発からテストリリースまで |
Personal | $25/月 | 本番リリース可能 |
Professional | $115/月 | 2人同時開発可能、サーバー容量3倍 |
Production | $475/月 | 15人同時開発可能、サーバー容量10倍 |
最新の情報や詳細は公式HPで確認することができます。
③:Bubbleを使うときの注意点
この流れから察するに、BubbleもGlideやAdaloと同じように英語ってことね?
そのとおりです。わからないことはGoogle翻訳で調べて行きましょう
Bubbleはすべて英語で作られています(2021年7月現在)。簡易な英語のためGoogle翻訳を駆使すれば解決しますが、英語に対する耐性が多少は求められます。
Bubbleで何ができる?
続いてはBubbleを作ってどのようなアプリが作れるのか解説します。わかりやすいようにBubbleでできることをまとめてみました。
- レスポンシブウェブアプリ
- ハイブリッドモバイルアプリ
- カスタムコードによる機能拡張
- APIを介して外部サービスと連携
- Uber Eats、Netflix、ZOOMと言った有名サイトと同様の機能を持ったアプリ
けっこう、いろんなことができるのね
Bubble : GlideやAdaloとの違い
GlideやAdaloと比べると、Bubbleはどうなの?
Bubbleは一言でいうとその中で最も難しいツールですね。Glideが最も簡単、その次にAdalo、最後がBubbleという感じです。難しいからこそ、いろいろなアプリが作れるんですよ
難しいというと……プログラミング経験ゼロだとBubbleは厳しいのでしょうか?
そうですね。最初はGlideやAdaloで慣れてからBubbleを使うほうがいいでしょうね
ちなみに、Adaloではネイティブアプリを作ることができましたが、Bubbleで開発できるのはPWAのみです。
Bubbleがあればエンジニアは不要?
最近は、クライアント側も簡単に使えるノーコードツールが喜ばれる機会も増えてきました。ノーコードツールを使いこなすエンジニアの数は、確実に増えています。近いうちに、エンジニア=プログラミングを書く人ではなくなるかもしれませんね
すると、プログラミングを学ぶ意味も無くなってくるのですか?
そんなことはありませんよ。コードが書けないノーコードエンジニアよりもコードが書けるエンジニアの方が有用性が高いのは、明らかです。それにノーコードツールの中には、コードを書いてカスタマイズできるものも多いですからね
Bubbleでノーコード開発を始める方法
では、Bubbleを使ったノーコードでの開発の始め方を、実際の画面に沿って解説しましょう
①:アカウント登録手順
まずは公式HPにアクセスします。
フォームにEmailアドレスを入力して、隣のGet started for freeをクリックします。もしくはフォームに何も入力せず、Get started for freeをクリックからLog in with GoogleでもOKです。
そのあと、利用規約に同意します。
アンケートが出ますので、それぞれに答えることでNextを押すことがでます。アンケートは3つでますので、それぞれに答えれば開発画面になります。
チュートリアルが表示されますのでそれにしたがって作業してみましょう
英語だらけで戸惑うかもしれませんが、基本赤の↑のガイドに沿って作業をしていけば良いです。
チュートリアルに沿っていくと、こんな感じで、ボタン、フォーム、Mapがおかれました。ドラックアンドドロップで入れていき、それぞれの編集画面で情報を入力していくと言ったイメージがつかめるかと思います。
引き続きチュートリアルの説明が続いてきますが、もういいやと思ったらレッスン完了時にでるI’m good for nowをクリックして離脱しましょう。
チュートリアルも当然英語ですね
②:Bubbleの主なメニュー、画面構成
では、続いて開発画面にいってみましょう
開発画面はこんな感じです。左のコマンドからやりたい動作を選んで、おきたい場所に自由においていくことができます。
データを格納する開発画面はこんな感じです。GlideやAdaloと比べるとどうしてもわかりづらい感じはしますね。
英語が英語すぎてわけがわかりません
やはり難易度の高いbubble、開発画面をみてもコマンドが多く、初心者にとってはかなりいばらの道ですね。勉強は必須でしょう
これは直感的に作るのは難しいです……どのように勉強すればいいでしょうか?
Bubbleの学習方法
さいごにBubbleの学習方法を紹介します。ノーコードツールの中でも難しい部類に入るBubble。色々なサイトを有効活用して学習していきましょう
英語で勉強するのはノーセンキューです
英語が嫌いな猫田さんのことを考えて日本語で教えてくれるところを探してきましたよ
Bubbleの学習方法①:YouTube
すでにYOUTUBEには有志による、Bubbleの使い方に関するたくさんの動画が上がっています。まずはここで探してみると良いでしょう。
Bubbleの学習方法②:Udemy
有料にはなりますが、より深く学習したい場合、Udemyでも学習できます。たとえばSlackの作り方、メルカリの作り方といった、より専門的な内容です。Udemyは定期的に90%セールをするので、そのタイミングが狙い目です。
Bubbleは超有名な老舗ツールということで、日本語でもたくさん学習できますね。多少難しくても、挫折せずに進めやすいですよ
有名なアプリの作り方の動画を説明してくれるのはありがたいですね。俄然やる気が湧いてきました
Bubbleの学習方法③:書籍
じっくり学びたいという人向けに、日本語で書かれた書籍もあります。
おすすめのものを2つ紹介するので、是非手にとってみてください
Bubbleのデメリット
最後にBubbleのデメリットをお伝えしておきますね
自由度が高いぶん、難易度が高い
GlideやAdaloは制約が大きいのがデメリットでしたが、Bubbleの場合は逆になります。反対にノーコードが使える人にとってはとても使いやすいツールとなるでしょう。
マネタイズするときは有料プランへ
SSLと独自ドメインの取得は有料化が必要となります。したがってマネタイズする際は有料プランへと以降が必要となります。
Bubbleは他のノーコードツールよりも安心?
実は、ノーコードツールには全体で抱えている大きなデメリットがあるんですよ。それは……運営会社が何らかの理由で事業が継続できなかった場合、開発したサービスが停止するリスクです
うーん、それは困りますね
ただし、Bubbleは別です。万が一、Bubbleがプラットフォームを停止する場合には、プラットフォームを無償で誰でも自由に改良・活用できるオープンソース化すると公言しています。仮に運営会社が倒産しても、開発したサービス自体は継続させられるでしょう
そういうのはいいよね。安心できる
ノーコードツールBubbleの紹介:まとめ
というわけで、今回はBubbleを紹介しました。難易度が高いため初心者向けではないかもしれませんが、注目すべきノーコードツールの1つですね。Stripeという決済サービスを連携させることもできるので、マネタイズもさせやすいです
近い将来メルカリみたいなサービス作ってがっぽり儲けますね
そのためにはプログラミングもしっかり勉強して他のノーコードエンジニアと差別化していかないとですね