WEBデザイナーの年収は低いって本当?給料アップの秘訣

プログラミング 悩み・心構え

WEBデザイナーになりたいけど、年収が低いらしいのよね

WEBデザイナーだけど、給料が安い。もっと年収をあげたいなぁ

こんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。そんなあなたの悩みと疑問を解決するために、WEBデザイナー業界の平均年収と給料アップの秘訣をまとめました

WEBデザイナー業界の平均年収

お金

WEBデザイナー業界の平均年収は、約300~400万円です。

日本人の平均年収は約436万円なので、WEBデザイナー業界の平均年収は、日本全体から見ると低いと言わざるを得ません。

WEBデザイナー業界の平均年収が低い理由

ネット

どうしてこんなに年収が低いの?

WEBデザイナーの年収が低い理由は、主にこの2つです

  1. 需要と供給のバランスが崩れている
  2. WEBデザインの無料サービスが充実してきた

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①需要と供給のバランスが崩れている

WEBデザイナーになるために、必要な資格はありません。知識の無い未経験者でもWEBデザイナーになることができます。

WEB制作におけるソフトやサービスの進化により、専門知識が無くてもWEBデザイナーになれるので、WEBデザイナー人口そのものが増加しました

WEBデザイナー人口の増加により、WEBデザイン業界の需要と供給のバランスが崩れ、WEB制作の単価が低下し、WEBデザイナー業界の平均年収が低くなっています。

②WEBデザインの無料サービスが充実してきた

WEBデザイナー業界の平均年収が低くなったもう一つの理由は、「WEBデザインの無料サービスやCMS(コンテンツマネジメントシステム)が充実してきたこと」にあります。(WordPressやJimdoなど)

自分でWEBサイトを作成する人が増加したことで、WEBデザイナーの需要自体が減ったことも、業界の平均年収が低くなった要因と言えるでしょう。

海外の平均年収

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では、日本ではなく海外のWEBデザイナーの年収を見てみましょうか

海外のWEBデザイナーの平均年収を見てみましょう。

  • アメリカ:約780万円
  • カナダ:約580万円
  • オーストラリア:約680万円

日本のWEBデザイナーの平均年収は約300~400万円なので、日本よりもずっと高い平均年収です。

理由としては、海外では「専門技術を高く評価する」ことにあります。

そのかわり、海外の企業は完全実力主義の会社が大半なので、最先端の技術を常に学び続け、結果を出すことが大前提です。

高い技術には、高い報酬が支払われることがわかります。

年収アップの秘訣

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年収アップのためには具体的に何をしたらいいのでしょうか?

年収アップの秘訣は3つあります。

  • 知識を身につけスキルを磨く
  • ディレクター職になる
  • 独立する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

・知識を身につけスキルを磨く

WEBデザイナーとして年収をあげるために、身につけるべき知識は3つあります。

  • illustratorやPhotoshop/HTMLやCSSなどのWEBデザイナーの基礎知識
  • SEOの知識を身につける
  • マーケティング知識を身につける

illustratorやPhotoshop/HTMLやCSSなどのWEBデザイナーの基礎知識

WordPressなどを利用すれば、簡単なWEB制作は可能です。

しかし、illustratorやPhotoshop/HTMLやCSSなどの知識を身につけると、クライアントの細かな要望にこたえられるので評価が高くなります。

平均年収以上の給与を稼ぐWEBデザイナーになるためには、必ず身につけるべき知識と言えるでしょう。

SEOの知識を身につける

WEBデザイナーとして高い評価を受けるのは、SEOの知識を持つ人です。

検索順位を重視する企業は、数多く存在します。最近ではGoogleなどの検索エンジンは特にコンテンツの中身を重視する傾向にあります。

見やすいデザイン、使いやすい設計、HTMLコーディングのSEO最適化などが大切になります。年収をあげるためには、ぜひとも身につけておきたい知識と言えるでしょう。

SEOの知識を身につけるおすすめの書籍2選
【書籍名】沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉

【著書】松尾 茂起氏・上野 高史氏

【概要】Webで「成果を上げる」ための文章の書き方を実用入門書。謎のWebマーケッター「ボーン・片桐」が活躍するストーリーを通じて、SEOに強いライティングのノウハウを学ぶことができます。マンガも織り交ぜてあり、非常に読みやすいことが特徴です。

【書籍名】検索順位がみるみるアップする本―必要最小限のSEO知識でホームページを上位に表示!

【著書】信太 明氏

【概要】コンサルティング事業を展開している著者が、Webビジネスを行っている事業者向けに、初心者でも正しく効率のよいSEOができ、検索結果での上位表示を実現するためのノウハウをわかりやすい図版付きで丁寧に解説してある本です。

マーケティング知識を身につける

制作するだけでなく、どのように活用していくかまで提案できるマーケティングの知識を持つデザイナーの年収は、非常に高くなります。

ホームページで集客をしたいと考える企業は増加していますが、マーケティングの知識まで併せ持つWEBデザイナーは数が少ないのが現状ですね

ランディングページを作るのはもちろん商品やサービスを販売するためですので、売れるウェブサイトが作れるWEBデザイナーの制作単価は跳ね上がります。

マーケティングの知識を身につければ、市場価値の高いWEBデザイナーとなれるでしょう。

WEBマーケティングの知識を身につけるおすすめの書籍2選

【書籍名】沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲

【著者】松尾 茂起氏・上野 高史氏

【概要】伝説のWebマーケッター「ボーン・片桐」が活躍するストーリーを通じて、Webマーケティングの基本や考え方を学ぶ実用入門書。Twitterをはじめとしたソーシャルメディアの効果的な運用法、コンテンツマーケティングの極意など、Webマーケッターが必ず押さえておくべき事柄をわかりやすく説明しています。

【書籍名】マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦!

【著者】村上佳代氏

【概要】マンガとストーリーに沿った丁寧な説明でWebマーケの本質をわかりやすく解説しています。企業のマーケティング担当者のみならず、ウェブに関わるすべての人々が楽しみながら学べる入門書。近年のデジタルマーケティングに対応した内容のほか、現場で役立つノウハウも学べます。

ディレクター職になる

WEBディレクターは、WEBデザイナーの上位職にあたります。

WEBデザイナーとして、身につけるべき知識はもちろんのこと、案件の進行管理能力や制作費のボリューム感などを習得できます。

WEBディレクターは、WEBデザイナーよりも平均年収が約100万ほど上がるので、ぜひトライしてみましょう。

フリーランスとして独立する

パソコン ふくろう

WEBデザイナーとしてある程度技術を習得したら、フリーランスとして独立しましょう。

フリーランスになるためには、WEBデザイナーとしての技術はもちろんのこと、営業力やコミュニケーション能力も求められます。

ただ、現在はランサーズやクラウドワークスといったフリーランスの方が仕事を探すサービスがありますので、熱心な営業活動が必要というわけではありません

フリーランスは自身でディレクションして価格交渉を行うので、市場価値の高いWEBデザイナーは高い報酬を得られますよ

WEBデザイナーで年収を上げるにはスキル習得が重要

女性 プログラミング

WEBデザイナーとして稼げるようになるためには、まずは自身のキャリアパスをしっかりと設計することが大切です。

将来性のある人材となり、高い給与アップに繋げるために、しっかりとスキルを習得していきましょう。

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悩み・心構え
【この記事を書いた人】
秋山まい

ヒューマンアカデミーにて、WEBデザイナー養成講座を受講しコーディング技術学ぶ。元リクルートでの分析・データ作成経験を活かし、フリーライター兼WEBデザイナーとして活動中。男児一人を育てるワーキングマザーとして、仕事との両立に奮闘しています。

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