「動画編集の勉強を始めたけど、どうやってお仕事に繋げたらいいんだろう？」
「まずは副業として、月5万円を目指したい！」
そんな方の為に、動画編集でまず月５万円を稼ぐ方法を見ていきましょう。
動画編集案件の相場はいくら？
さて、副業を始める前に押さえておきたいのが、実際の動画編集案件の相場です。
案件の相場が分かると、月にどれくらいの仕事量で月５万円に到達出来るのかが分かってきます。
参考までに、それぞれのクラウドソーシングサイトでの相場を見ていきましょう。
１）Lancers［ランサーズ］
Lancers
ランサーズでは動画編集のカテゴリーは2種類あります。
『YouTube動画編集・加工』と『企業紹介・講習・PR動画の編集』です。
| 価格相場 | |
| YouTube動画編集・加工 | 3,000〜1万円 |
| 企業紹介・講習・PR動画の編集 | 5,000〜5万円 |
動画1本3,000円から5万円までと幅広いですが、『1万円の案件を5本』と考えると月5万円も手が届きそうですよね。
２）Crowd Works［クラウドワークス］
Crowd Works
クラウドワークスでは、YouTube動画編集はもちろん、その他の項目も分かれています。
| 価格相場 | |
| YouTube動画作成・編集 | 3,000〜5,000円 |
| 映像編集・映像制作 | 5,000〜1万円 |
| TikTok・短尺動画 | 数百〜2,000円 |
| 広告動画 | 4,000〜5万円 |
TikTok等の短尺動画案件はCapcut等のスマホアプリで完結でき、初心者でも始めやすい分野です。しかしながら、動画1本が数百〜2,000円と単価が低く、これだけだと月5万円到達するのは難しいです。
やはりある程度稼ぐ為には、Premiere ProやAfter effects等の、本格的な動画編集アプリを使える必要があります。
３）ココナラ
ココナラではかなり細かくカテゴリーが設定されています。自分の得意な分野から出品してみるのも良いでしょう。
| 価格相場 | |
| YouTube動画 | 3,000〜1万円 |
| その他SNS動画 | 3,000〜5万円 |
| 広告動画 | 3,000〜1万5,000円 |
| プライベート動画 | 3,000〜1万円 |
| プロモーション・PR動画 | 3,000〜2万円 |
| ミュージックビデオ | 3,000〜5万円 |
| 結婚式・イベント動画 | 3,000〜2万円 |
| 漫画動画 | 3,000〜3万円 |
| その他 | 3,000〜5万円 |
ココナラは、ランサーズやクラウドワークスのように元々募集があるお仕事に応募するのではなく、自分のスキルを出品する形式です。
したがって、極端に案件単価が低くなることもありません。しかし、他の出品者と比較した時に経歴や販売実績がないと、なかなか依頼が来ないこともしばしば。
実績がないうちは、しっかりとしたポートフォリオを作成して動画編集スキルをアピールしましょう。
ポートフォリオを作成する
では、動画編集案件の相場が分かったところで、案件獲得前の準備をしましょう。
案件に応募する際に提示を求められるのがポートフォリオです。ポートフォリオがあると、どれくらいに動画編集スキルがあるのか目で見てわかり、受注に繋がりやすくなります。
クライアントに依頼されて制作した動画は、公開不可であることが多いので注意してください。自分のスキルが簡単にわかる動画をオリジナルで何個か用意して、YouTubeなどにアップしておくと良いでしょう。
ポートフォリオを元に営業する
ポートフォリオができたら、それを元に営業をかけていきます。クラウドソーシングサイトで積極的に案件やコンペに応募してみましょう。
クラウドソーシングサイトで応募する際には、提案文が必要になってきます。では、その提案文に書くべき内容を見ていきましょう。
提案文の必須項目
提案文には決まった型がないので、自分で好きに書くことができます。しかしこの文章次第で、依頼者からの第一印象が変わってくるので、注意して書きましょう。
下記の６つは、提案文の必須項目です。
- 自己紹介
- 経歴
- 動画編集スキル＆使用ソフト
- 稼働時間
- 納期
- ポートフォリオ
提案文で好印象を持ってもらうには？
応募する際には、『依頼概要』をしっかり読んで把握しておく必要があります。
『依頼概要』には依頼者の要望が詰まっているので、その要望にしっかり対応できる事を記載しましょう。
提案文の時点で、依頼者の要望をしっかりクリアしているのが分かると、依頼者としても安心して仕事を発注しやすいです。
（例）依頼概要：週2本以上納品できる方 → 提案文：週３本納品できます。
実績を元に高単価案件に応募する
まだ実績がない中で、競争率の高い高単価案件で採用されるのはなかなか難しいものです。
しかし、動画編集の実績があればお客様からの信頼度も高くなり、高単価案件も受注しやすくなります。仕事を受注し始めたら、その実績を元に更にレベルの高い案件にも応募してみましょう。
単発案件を継続案件にするには？
単発案件が獲得できたら、その一回で終わりにするのではなく、継続案件に繋げられるように工夫をしてみましょう。
継続案件なら、お客様との条件のすり合わせや応募にかかる時間も短縮され、効率的に稼ぐことができます。「一度いただいた案件をどうしたら継続してもらえるか？」その方法をみていきましょう。
１）いただいた単発案件を全力でやり切る
最初にいただいた単発案件のクオリティが悪いと、次も継続して依頼をいただけることはありません。まずは、いただいた案件を全力でやり切ることが大事です。
テロップ間違い等の自分でミスに気づけるものは、ダブルチェックしてミスがないようにしましょう。
２）ビジネスマナーを守る
お仕事をする場合に重要になってくるのが、ビジネスマナーです。
いくら動画編集のクオリティが良くても、マナーが悪い方に依頼したいと思う方は少ないです。
適切な言葉遣いや、納期を守る等、基本的なビジネスマナーはしっかり守るようにしましょう。
３）接客コミュニケーション
いただいた単発案件で、ちゃんとしたクオリティの動画編集ができている。かつ、ビジネスマナーもしっかりしている方はお客様からの印象もよくなります。
納品完了時に、次に動画編集が必要になった際に、お声がけいただけるよう営業しておきましょう。お客様としても一度依頼したことのある人の方が、仕事のクオリティも分かっているので安心感があります。最初の案件で好印象を持ってもらえれば、次の依頼に繋がりやすくなります。
まとめ
いかがでしたか？動画編集の案件単価はピンキリで、1本数百円から数万円まで、と幅が広いです。最初から無理をして高単価案件を目指す必要はありません。最初は低単価のお仕事からでも経験を積むことが大切です。
徐々に動画編集スキルや実績を積んで、少しづつ単価をあげていけば、月5万円への到達するのもそう遠くはないはずです。
また、動画編集の副業をするには、仕事である以上、ビジネスコミュニケーションスキルも必要となってきます。動画編集スキルを向上させる事はもちろん、お仕事としてきちんとしたビジネスマナーを心がけましょう。