猫田さんと牛山くんが、勉強そっちのけで雑談をしているようです

牛山くん、なんかプログラミングって捉えどころがない感じがするよね



たしかに、全体像が見えてこないというか……。 自分がプログラミングに向いているか、不安になることも多いですよ



わかるー
そこに偶然、キャニット先生が通りかかりました



おやおや? 二人でこんなところで何を話していたんですか?



自分たちがプログラミングに向いているのか、不安だなぁと話していました。まだ全体像が掴めていなくて不安なんですよね。なにかプログラミングの全体像が掴める方法はないですか?



なるほど。それなら、プログラミングの学習本ではなく入門書を読むといいかもしれません。ちょうどいい機会なので、今回の講義ではプログラミングの入門書を紹介しましょうか
というわけで、牛山くんや猫田さんのような初心者でもプログラミングの概要を掴めるおすすめの超・入門書5選を紹介します。
目次
- なぜプログラミングを本で学習するのか
- 初心者におすすめの超・入門書5選
なぜプログラミングを本で学習するのか



プログラミング初心者には、本での学習がおすすめです。



まずは入門書をおすすめする理由を少しだけお話ししますね
1-1.コストパフォーマンスが良い



プログラミングの入門書は、1冊あたり高くても数千円。手軽に買えます。また、ネットの情報と違って本の内容は信頼度も高いのがポイントです。



初心者こそ信頼度の高い情報にこだわるべきですよ。間違っている内容を鵜呑みにしてしまうと、遠回りの学習になってしまう可能性も高いですからね
1-2.隙間時間に学習することができる






本での学習ならば隙間時間を利用できる。これも大きなポイントの1つですね
プログラミングスクールなどに通うと、まとまった時間が必要です。でも、まとまった時間が取れない人も多いでしょう。そんな方も本での学習ならば自分のペースで行えます。繰り返し学習できるのもメリットですね。
1-3.体系的に学習することができる






今回紹介するのは、学習本ではなく入門書です。特定のプログラミング言語を学ぶのではなく、プログラミングの全体像を掴むことにフォーカスしました。実は、これがけっこう大事なんですよ
最初に全体を把握しておくことで、これから何を学習するべきか捉えやすくなります。また、学習の途中でつまずきそうになっても、解決すべき項目を整理できるでしょう。
プログラミングの入門書を読む時は、常に「体系的にプログラミングを学習すること」「ロジカルシンキングを意識すること」を心掛けてみてください。そうすれば、その後の勉強もスムーズになりますよ。
初心者におすすめの超・入門書5選
今から紹介する書籍は、そもそもの基本となっているWebの仕組みや、プログラミングの構造などがまんべんなく網羅されている初心者向けの書籍です。



では、プログラミング入門書の紹介、いってみよー
おすすめのプログラミング超・入門書①:おうちで学べるプログラミングのきほん



まずは、『おうちで学べるプログラミングのきほん』です。



これはどういった内容の本ですか?



簡単に紹介すると、プログラムが動く仕組みを大枠で理解できる入門書です。プログラムの仕組みについて詳しく解説している本なので、これからプログラミングを学ぼうとしている初心者にこそ読んで欲しいですね
ハードウェアとプログラムの関係や、OSとプログラムの関係などを体感しながら学習できます。これまでどの本を読んでもプログラムの仕組みが分からなかった方にもおすすめです。
おすすめのプログラミング超・入門書②:これからはじめるプログラミング基礎の基礎



次に紹介する『これからはじめるプログラミング基礎の基礎』は、プログラム作りに必要な考え方を身に付けられる本です。
第1版から始まり本作でシリーズ3作目まで現在出版されており、初版から大変定評ある人気の本です。



シリーズ3作めってすごいね。人気がなかったら続編なんて出ないだろうし
第3版では例題を分かりやすく見直しただけでなく、プログラミング環境と言語の情報がよりアップデートされました。
プログラム作りの土台コードである「何を書いたら良いのか」「何を示しているのか」といったプログラミングの概念を分かりやすく解説した本です。
おすすめのプログラミング超・入門書③:世界が変わるプログラム入門



続いては、『世界が変わるプログラム入門』です。この本は、基礎教養としてプログラムを理解するのにおすすめです。



基礎教養って、たとえばどんなことですか?



SEやプログラマーがどのような頭の使い方をしているのか……そんな部分を教えてくれます。こういうの興味ありませんか?



面白そうですね
プログラマーが新規もしくは改修の依頼を受けた時、一体どんなことを考えプログラムを組み立てるのか?
紙と鉛筆を用意して、如何にクライアントの意向に応えるプログラムを作れるか?
設計から実装への落とし込み方が詳しく解説されています。
プログラムを書いたことがない人向けに書かれているので、非常に分かりやすい言葉で説明されています。プログラムの基礎について三目並べを使って解説しているのも特徴です。
おすすめのプログラミング超・入門書④:子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい



続いて、『子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい』。この本には子供にプログラミング技術を身につけさせるメリット、教育に使われるプログラミング言語の紹介、アルゴリズムとは何か……これらの内容が初心者向けに書かれています。



スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツにもプログラミングの知識があったことは知っていますか?



えっ、そうなの?
彼らが経営者である前にプログラミングができる人間であった事実は、プログラミング学習の必要性を教えてくれます。また、プログラミング学習のモチベーションにもつながるでしょう。タイトルで誤解してしまうかもしれませんが、子供がいる大人だけが読む本ではありません。プログラミングを学びたいあらゆる人が対象の本です。
おすすめのプログラミング超・入門書⑤:プログラミング入門講座



最後に紹介する『プログラミング入門講座』は、「プログラミングとはそもそもどういったものか」「プログラミングスキルがなぜ重要なのか」をわかりやすく解説した本です。
初心者のプログラミング学習への取り組み方がよくわかる本ですね。イラストつきでプログラム作成の手順も説明されているので、楽しみながら学べます。
他にも、学習サービスの紹介がされており、子供向けのプログラミング学習サイトを通じてプログラミング体験も可能です。



学ぶ前から「プログラミングは難しそう」と感じている人にこそ読んで欲しい本です。楽しく学習できることが伝わると思いますよ
まとめ:まずは超・入門書で全体像をつかもう!






さて、プログラミングの入門書を紹介しましたが……なにか気になるものは見つかりましたか?



僕は『世界が変わるプログラミング入門』かなぁ。素直に読んでみたいと思いました



牛山くんに全部買いなよ! そして、わたしにも貸そう
ここで紹介した本たちは、あくまで入門書です。読んでも、プログラミングできるようになるわけではありません。
しかし、全体像が掴めれば、その後のプログラミング学習が理解しやすくなります。気になるものがあれば、是非一度手にとってみてください。
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