少し大きな本屋に行けば、WordPress関連の書籍がたくさんあります。選択肢が多いのは喜ばしいことですが、「どの本を買えば良いのかわからない」……そんな方も多いのではないでしょうか。

そうそう! 何気にWordpress関連の本って、めっちゃ多いよね



僕もなにか1冊、手元に欲しいですね



では、今回はこれからWordpressを学ぶ人におすすめの本を紹介しましょうか
この記事では数多くあるWordPressの本の中から、知識やスキルが身につきやすい本を厳選して5冊だけ紹介します。是非、この記事を参考に実際に本を手に取ってみてください。あなたのWordPress学習の手助けになるでしょう。
WordPress初心者が読んでおくべき本5冊






先に、今回紹介する本のタイトルだけ紹介しましょう
- 本当によくわかるWordPressの教科書
- いちばんやさしいWordPressの教本
- WordPress標準デザイン講座 20LESSONS
- WordPressレッスンブック
- WordPress 仕事の現場でサッと使える!デザイン教科書
本によって多少難易度が異なるため、紹介する順番で読み進めることをおすすめします。
1.本当によくわかるWordPressの教科書



最初に紹介するのは、『よくわかるWordPressの教科書』。この本は、WordPressの基礎の基礎を学べる一冊です。
内容は全くWordPressに触れたことが完全初心者向け。レンタルサーバーを借りるところから、WordPressをインストールしてサイトが完成するまでの流れをわかりやすく解説してあります。



WordPressは必ずサーバーが必要ですもんね。 なにも知らない僕たちには、サーバーを借りるところから教えてくれるのは助かります
この本の特徴は、全てカラーの図解入りで説明されていることです。見た目も内容も初心者にわかりやすいでしょう。また、ショッピングカート機能の設置方法についても取り上げられているので、この本の内容を理解すれば、簡単なネットショップの運営も可能です。



ただし、HTMLやCSS、PHPなどのプログラミングに関しては解説されていません。それらを学びたいのなら、別の学習手段が必要です



なるほど。あくまでWordpressを始める人向けの本ってことですね



でも、最初はこういう本のほうがいいかも! 「あれもこれも学べます!」って本はさ、結局最後までやらないじゃん



それは人によりますけどね(笑)
最初の一冊にはふさわしい本ですが、この本を読んだだけではWordPressに関する知識を網羅することはできません。基本を理解できたらもう少し難しい本で知識を追加すると、より実践的なスキルが身につきます。
この本の特徴
- トップ、ブログ、ギャラリー、地図、お問い合わせ、5つのページが揃った本格サイトの作成が可能
- ショッピングカート機能を、プログラミングなしで設置可能
- 定番のレイアウトや今流行のレイアウトを使ったサイト作成が可能
- 丁寧で分かりやすい文とたくさんの画像で説明されている
2.いちばんやさしいWordPressの教本



2つめは『いちばんやさしいWordPressの教本』。この本はWordPressの知識が少しあり、かつWordPressを操作したことがある方向けです。「Lightning」というWordPressのテーマをもとに解説されています。



すでに使用するテーマが決まっているんですか。これはどうなんだろう?



とくにテーマにこだわりがあるわけではないし、そこは気にしないかなー



そっか。テーマにこだわるのは、もう少し慣れてきてからでも十分ですよね
他のテーマにこだわるのであれば、自分が使用しているテーマに応用していく必要があります。とはいえ、内容は初心者でもわかりやすいような説明文と画像で構成されているため、そこまで難しくありません。
実際にWordPressを操作しながら覚えていきたい方に向いているでしょう。また、サーバーの契約方法から解説されているので、まだサイトを立ち上げていない方にもおすすめです。
この本の特徴
- 「Lightning」というWordPressのテーマを元に解説
- 画像と説明文がわかりやすい
- WordPressの立ち上げ方から解説されている
3.WordPress標準デザイン講座 20LESSONS



3つめは『WordPress標準デザイン講座 20LESSONS』。WordPressの基礎知識はもちろん、プログラミング言語(HTML、CSS、PHP)についても学べます。プログラミング言語がわかってくると、WordPressのテーマやファイルの仕組みなども理解できるでしょう。
また、最新のテキストエディター「Gutenberg」の使用方法についても解説されています。
『考え方や知識を得るための講義パート』と『実際に作りながらスキルを身につける実習パート』の二つのパートを軸に、合計20のLESSONを順番に学んでいきます。ステップアップしている感覚がわかりやすく、挫折せずにWordPressを習得しやすい本です。



これは本の作りに工夫がされてて、いいかも!



「挫折しにくい」と言われると、惹かれますね



そうそう! わたしはすぐに挫折するからね。 挫折しにくいのは大事なのよ
実習のためのサンプルソースはWebからダウンロードできます。まさにWeb制作をこれから始める人に最適の一冊といえるでしょう。
この本の特徴
- プログラミング言語に関する内容がある
- 20のレッスンでステップアップしながら学べる
- サンプルソースがダウンロードできる
4.WordPressレッスンブック



4つめは、『WordPressレッスンブック』。WordPressの記事に挿入するHTMLやCSSを使ったテーマのカスタマイズ方法などが解説されています。WordPressと同時にHTMLやCSS、デザインについても学習したい方におすすめです。



これは、いっぺんにいろいろ学びたい人向けかなー
アフィリエイトサイトなどデザイン性の高い記事を書く必要がある人や、テーマをカスタマイズすることが多い人にもおすすめできる本です。



いろいろ学べて良さそうだけど……少し難しそうですね



この本は1冊めではなく、2冊めって感じがするなー
この本の特徴
- HTML、CSS、デザインについて学べる
- スマートフォンやタブレットに完全対応するためのテクニックも学べる
5.WordPress 仕事の現場でサッと使える!デザイン教科書



最後に紹介するのは、『WordPress 仕事の現場でサッと使える!デザイン教科書』。この本は、デザイナーを目指す人向けのWordPressデザインに関する教科書です。
WordPressの基本設定から基本テーマ作成方法、カスタマイズの内容にも触れています。しかし、内容は少し難しめで、デザイナー向けの内容も多いため、WordPressの完全初心者の方は、少し内容の理解に苦しむかもしれません。



これは完全にデザインを重視したい人向けですね



「難しい」と言われているものに、手を出す気にはならん!



でも、最初から「WEBデザインを勉強したい」と決めている人にはいいかもしれませんよ
この本の特徴
- HTML、CSS、デザインについて学べる
- 実践的なWordPressの知識が学べる
WordPress初心者におすすめの本:まとめ






はい。というわけで、WordPress初心者におすすめの本を5冊紹介しました。この5冊ですね
- 本当によくわかるWordPressの教科書
- いちばんやさしいWordPressの教本
- WordPress標準デザイン講座 20LESSONS
- WordPressレッスンブック
- WordPress 仕事の現場でサッと使える!デザイン教科書



二人とも、自分に合いそうなものは見つかりましたか?



わたしは、とにかく簡単なやつがいいから1つめか3つめかなー



僕は2つめのやつが気になります。テーマにさえこだわらなければ、使いやすそうです



そうですね。5つ紹介しましたが、まだまだ初心者の二人には『本当によくわかるWordPressの教科書』『いちばんやさしいWordPressの教本』『WordPress標準デザイン講座 20LESSONS』が良さそうですね
WordPressに関する本はたくさんありますが、全て読むことは難しいです。また、本での学習ばかりでは、あまり効率の良い時間の使い方とは言えません。何冊かに絞ると良いでしょう。
ぜひ、今回紹介した5冊を読みながら実践し、WordPressへの深い理解や、サイト運営に役立ててみてください。
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