今日も牛山くんはプログラミングスクールを調べています。なかなか自分に合ったところが見つからないようですね。

猫田さん、プログラミングスクールにはフリーランスや副業向けのコースもあるのを知ってますか?

なんか聞いたことあるかも

エンジニアになりたい人向けのコースと何が違うんでしょうね

んー どうなんだろうねぇ
そんなまったく生産性のない会話をしていると、キャニット先生がやってきました。どうやら、見知らぬ男性も一緒のようです。

二人にも紹介しておきましょう。こちら、ゆうやさんです。テックキャンプの副業・フリーランスコースに通っていた方ですよ

はじめまして、ゆうやです。二人のことは、キャニット先生からよく聞いていますよ。プログラミングの勉強、頑張っているそうですね

ちょうど、猫田さんと副業やフリーランス向けのプログラミングスクールについて話していたんでうしょ

それは偶然ですね。よかったら、私の体験談をお話ししましょうか?

是非、お願いします

わかりました。では、その前に簡単な自己紹介をさせてください
テックキャンプに通おうと思ったきっかけ


ゆうやさんがプログラミングに興味を持ったきっかけは何だったんですか?

単純ですよ。会社の給料が上がらないからです(笑)
「何か手に職をつけて稼げるようにならないとヤバいかも」という思いが強くなっていたところ、TwitterやYoutubeで「プログラミングで月数十万稼いでます!」といった人をたくさん見ました。そして、プログラミングに興味を持つようになった感じです。

でも、これまでまったくプログラミングの知識はなかったんでしょ?

そうなんですよ。だから、「自分にできるかな?」と不安でしたし、プログラミングスクールもどこがいいのかさっぱりわかりませんでした

今の僕とまったく一緒です。情報が多過ぎるんですよね……。でも、ゆうやさんはテックキャンプに決めたんですよね。決め手は何だったのでしょう?

テックキャンプに決めたのは、代表のマコなり社長がYoutubeなどで情報発信を活発に行なっていたのを観て「いいかも」と思えたからです
テックキャンプの学習環境が以下のような形だと知りました。
- 対面で質問できる
- 他の受講生と一緒に学べる
- 夜間コースで仕事しながらでも学べる
- 教室がとてもオシャレ
そして、安心感を感じたので受講することに決めました。もちろん受講料は当時84万円と高かったのですが、「ここで学べば人生変わるんじゃないか」という期待のほうが優っていましたね。
テックキャンプ:副業フリーランスコースの学習内容


続いて、テックキャンプの学習内容を紹介します。まずは、学習するプログラミング言語がこちらです
- HTML,CSS
- Javascript
- Ruby
- Ruby on rails
学習内容は以下の4つに分かれています。それぞれの項目で完了すべき期限が決められているため、土日含めて、毎日仕事終わりに教室に通っていました。

また、全工程の約6ヶ月の流れがこちらです
- 基礎学習
- 応用学習
- 個人開発
- チーム開発
①:基礎学習

基礎学習では、オンラインの学習教材を各自進めていきます。分からないことがあれば教室に常駐しているメンター(講師)に質問し放題です
主にHTML,CSS,Javascript, Ruby(Ruby on rails)の基礎を網羅的に学習します。最初は右も左もわからない状態でしたので、メンターに質問しまくっていました。いつでも質問できるのは本当に安心できます。
基礎学習を終えた段階で、確認テストを受ける必要があります。合格しないと次の応用学習へ進むことができないので、みんな必死です。私はなんとか一発で合格することができました。
②:応用学習

応用学習もカリキュラムに沿って各自学習を進めていくスタイルです
ここでは基礎学習で学んだHTML,CSS,Javascript, Ruby(Ruby on rails)を使い、実際にチャットアプリを作りながら学習していきます。
期限内にチャットアプリを完成する必要があります。難易度がグッと上がるので、ついて行けずに脱落する人も数人いました。仕事をしながら毎日学習するのは本当に大変だなと痛感しました。基礎講座と異なるのは、対面での質問はできず、オンラインのみということです。とはいえ、オンラインでも多くのメンターが待機しているので、気軽に質問することができました。
③:個人開発

今まで学んできた基礎、応用学習を活かして、1から成果物を作成します
ここでは、とくにどのようなものを作るかは指定されません。ただ、多くの方は応用学習で学んだチャットアプリに似たサイトを作っていました。ここではメンターに質問できませんので、googleで調べるなど、とても苦労したことを覚えています。

1からアイディアを形にするんですね

面白そうだけど、大変そうだね
④:チーム開発

チーム開発は1グループ4、5人に分けられ、メルカリと同じようなサイトを分担して1から作成します
どんな機能を実装すべきかは決められていますが、実装方法や誰が担当するのかはチーム内で決めます。これは、実際の仕事を想定した練習です。一つのアプリを開発する際は、たいてい何人かで作業することが多いからです。
ここで重要なのは、チームメンバーとのコミュニケーション能力です。僕のチームはまとまりが良かったのでスムーズに行きましたが、他のチームでは喧嘩したり、途中でメンバーが抜けたりとトラブルが起こることも多々ありました。この過程ではオンラインでメンターに質問することができました。
難しかったこと


ゆうやさんが、いちばん難しく感じたのは何でした?

わからない箇所の解決方法ですね

え? メンターに質問し放題なんじゃないの?

たしかに、質問し放題ではあるのですが……メンターに質問をするとこのような答えしか返ってこないんですよ
- 調べたことはなんですか?
- 自分で解決するために実行したことは何ですか?
- その結果どこが分からないのですか?

知りたい答えをすぐに教えてくれるわけではないんですね
これは、分からないときに丸投げして聞くのではなく自力で問題解決する力を付けるためです。このように聞かれるたびに、メンターに頼り過ぎている自分に気付かされました。
身につけたスキル

テックキャンプに通って身につけたスキルは以下の2つです。
- プログラミングのおおまなか仕組み
- どこでも稼げる能力
①:プログラミングのおおまなか仕組み
6か月の学習を終えて、プログラミングはどういった仕組みで動いているのかを学びました。
テックキャンプに入るまでは、HTMLって何?というレベルでしたが今ではWebサイトがどうやって作られているのかということが分かるようになりました。
②:どこでも稼げる能力
僕は学習を終えてから、クラウドソーシング経由でWebサイト作成の仕事を受注することができました。そして身につけたスキルで5万円を稼ぐことができました。今までは、会社から給料をもらう以外に稼ぐ手段がありませんでしたが、テックキャンプで学習したことで当初の目的である自分で稼ぐ力を身につけることができました。

おー これぞ副業って感じだね
テックキャンプ体験談:まとめ


私の体験談はこんなところですね

とても参考になりました。ありがとうございます

ゆうやさんはちゃんと副業につながったんだから、意味あったんだろうね

そうですね。ある程度単価の高い副業をやろうと思ったら、やはり何かしらのスキルが必要です。プログラミングは需要も高いので、専業ではなく副業でもおすすめですよ

ゆうやさん、有益な話をありがとうございました