今日も牛山くんと猫田さんは雑談です。

ねぇねぇ、牛山くん。どうしてプログラミング学習を挫折してしまう人が多いんだろうねぇ

やっぱり向いてない人には無理なんじゃないですかね。向いている・向いていないが、大きいと思いますよ

適正ってやつかー わたしにはプログラミング学習への適正はあるのかしら?
勉強もせずにそんな雑談をしている二人のもとに、キャニット先生がやってきました。

おやおや? 今日はプログラミング学習への適正の話ですか。なかなか興味深い話題ですね

どういう人がプログラミング学習に向いているのかな? で、どういう人がちゃんとエンジニアになれるのかな?

では、いい機会ですから、今回はエンジニアになるための適正について解説しましょうか
というわけで、今回の講義は『エンジニアへの適正』についてです。これからプログラミングを学ぼうとしている人、迷っている人、学習を始めたけれど続けていけるか不安な人は、是非自分のプログラミング学習への適性をチェックしてみてください。
こんな人がプログラミング学習に向いている!5つの特徴


さっそくですが、プログラミング学習に向いている人の特徴を紹介します。いくつもの要素があるとは思いますが、全てを挙げたらキリがないので、ここでは5つにまとめます
- わからないことを自分で調べられる
- 英語と数学に苦手意識がない
- 学習に抵抗がない
- 根気強い
- 協調性が高い
①:わからないことを自分で調べられる

二人は、プログラミングを勉強していてわからない箇所が出てきたら、どうしていますか?

とりあえずネットで検索ですかね……

いいですね! そうやって、まずは自分で答えを探そうとする人は、プログラミング学習に向いていますよ

わからないときにどうする人が、向いていないの?

すぐ人に聞く人です。まぁ、そのほうが早いし楽なのは理解できますが、それだといつまでも先生がいないと何もできないでしょう。エンジニアとして独り立ちしにくいですよ
プログラミングスクールの中には、メンターに聞いてもすぐには答えを教えない方針で指導を行っているところも少なくありません。一見いじわるに感じるかもしれませんが、生徒の解決能力を底上げするための方針だそうです。
②:英語と数学に苦手意識がない

続いて英語と数学に苦手意識がないことです

そんなこと言ったら、ほとんどの人にプログラミング学習への適正はないって話になっちゃうじゃん。英語も数学も得意な人なんて、あんまりいないよ

いやいや、得意じゃなくてもいいんですよ。大事なのは『苦手意識を持たない』ことです。「あんまり得意じゃないけど、やってみよう!」くらいの気持ちがあれば、十分に対応できます

そういえば『文系からエンジニアを目指すのは難しい』なんて話をたまに聞きますよね

文系の人の中には数学に苦手意識がある人もいるからでしょうね。でも、実際は数学だけでなく英語に苦手意識がある人も厳しいですよ。だから、文系がどうとか理系がどうとかは、参考程度にしかならないと私は思っています
プログラミング学習では、数学で使うような思考が必要な場面があります。だから、数学に苦手意識があるとプログラミングで使う考え方も取得しにくいのです。また、プログラミングで使うコードは、英語がベースです。コードを書くときには大量の英単語を書く必要もあるので、英語に苦手意識があるとやはりプログラミングスキルは取得しにくいでしょう。
③:学習に抵抗がない


続いて3つめ。学習そのものに抵抗がないことは、とても大切ですね

結局、勉強だからね。 勉強が嫌いだったら、まぁ続かないよね

エンジニアとして働くようになってからも、勉強は続くんですよ。学習し続けなければならない職種だと考えておいたほうが良いでしょう
IT業界は移り変わりが早いです。新しい技術が生まれたら、その技術習得のために学ぶ必要があります。ただ、学生時代に勉強が苦手だったからエンジニアへの適性がないわけではありません。大人になってから勉強したくなる人は大勢いますからね。大事なのは今、勉強への苦手意識がないかどうかです。
④:根気強い

プログラミングスキルは、簡単に身につくものではありません。だから、根気強い人でなければスキルの習得は難しいでしょう

初めて覚えることばかりですから、少しずつしか身につかない人がほとんどですよね

それでも根気強く学習し続けられた人だけが、エンジニアになれるんですよ
⑤:協調性が高い

あと、これは意外と感じるかもしれませんが、協調性が大事です。エンジニアが1人で仕事をすることは、滅多にありませんからね。人とのコミュニケーション、人の話を聞く力、自分の考えを伝える力……こういうのも大切ですよ

1人で黙々とパソコンと向き合っているイメージだったなー

そういうエンジニアもいないことはありませんけど、少数ですね。少なくても企業に所属するエンジニアには、必ず協調性が求められますよ
エンジニアはチームで仕事をする機会がほとんど。そう覚えておきましょう。チーム内での伝達や、クライアントとの打ち合わせなどでは、コミュニケーション能力が高ければ高いほど有利です。
エンジニアへの適正検査


実はエンジニアの適正がわかる診断なんてものも、ネット上にはあるんですよ

なにそれ、面白そう!
GEEK JOB 7分でわかるプログラマー適正診断

これがGEEK JOBからリリースされているプログラマー適正診断です。

せっかくなんで、猫田さんやって見たらいかがですか?

思いっきり実験台にされている気がするが……やってみよう
〜10分後〜

猫田さん、どうでした?

「C」と言われました! 非常に微妙な結果です

なるほど。この診断はなかなか変わった作りになっていますし、そこまで時間を取られません。興味がある方は、是非挑戦してみてくださいね
エンジニアへの適正:まとめ


というわけで、今回はエンジニアへの適正について紹介しました

最後に変なテストをやらされて、『エンジニアへの適正は微妙』と言われました

猫田さんは意外とエンジニアへの適正があると、僕は思いますよ。なんだかんだで学習を続けているじゃないですか

そうですね。投げ出さないで、学習を続けること。それがエンジニアになるためにいちばんの適正かもしれませんね

なんか、おだてられたあげく、最後は無難にまとめられたなぁ