- 「理系出身ではないけれど、プログラマーになりたい」
- 「プログラミングの勉強をしたことがないけど興味がある」
そんな人も多いのではないでしょうか。
文系出身であっても、プログラマーになれます。不利になるということはありません。実際、IT技術者のうち、約30%が文系出身者と言われています。

もしもあなたが「文系だから」の理由だけでプログラマーになる夢を諦めているのなら、この記事をご覧ください
文系の方でもプログラマーになる方法を詳しく紹介します。
文系出身者がプログラマーになるメリット



文系出身者がプログラマーになると、どんなメリットがあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
- 平均年収が高い
- 実力主義だから文系出身でも稼げる
- キャリアが広がる
このようなメリットがあります。日本人の平均年収は約400万円と言われていますが、プログラマーは言語の種類によっては約600万円~が平均年収です。
プログラマーは完全実力主義
プログラマーの世界は完全実力主義なので、文系出身でもスキルさえあれば十分に稼げます。
文系出身者の平均年収を、はるか超える報酬を稼ぐことは夢ではありません。
また、文系出身者がプログラミングを習得した場合、企業の中で広範囲のキャリアパス形成が可能です。
企業サイドから見ても、プログラマーもできる文系出身者は貴重な戦力になるので、自身のキャリアの可能性がぐっと広がるでしょう。
文系出身者がプログラマーになるための学び方



文系出身者がプログラマーになるためスキルを学ぶには、どんな方法があるのでしょうか?



プログラミングスキルの習得方法について詳しく見ていきましょう。プログラミングスキルを習得する方法は、大きく分けて2通りあります
- 独学でプログラミングスキルを習得する
- スクールに通ってプログラミングスキルを習得する
それぞれの学び方の特徴や費用の目安、メリットやデメリット



文系出身者が独学でプログラミングスキルを習得する場合
独学でプログラマーの勉強をするには、主に本や動画、WEBサイトを活用して習得します。
- 費用の目安:0円~
- 習得期間の目安:半年以上~
独学でプログラミングを勉強するメリット
- 自分のタイミングで勉強ができて、通学の必要がない
- コストが最低限で済む
独学は、自身のスキマ時間で勉強できるので、受講のためのスケジュール調整をする必要がありません。忙しくて通学は難しい人におすすめの方法です。
また、コストも書籍代のみで済むのは何よりのメリットと言えるでしょう。
独学でプログラミングを勉強するデメリット
- 何の言語が自分に向いているかわからない
- 疑問を解決しにくく、難易度の高さから挫折しやすい
プログラミングには、言語の種類が多数存在します。そもそも、どの言語が自分に向いているのか判別が非常に難しいでしょう。
また、プログラミングはその難しさから、途中で挫折しがちです。リアルタイムで疑問を解決できないことがストレスになり、勉強が続かない人もいます。
独学は仕事や育児で忙しくスキマ時間で勉強したい人、過去に独学で何か習得したことがある人にはおすすめのやり方です。でも、根気強く頑張るのが苦手な人に、独学はあまりおすすめできません。
独学で習得するにあたりおすすめの書籍



独学で学びたい人に向けて、おすすめの書籍を2つ紹介しますね
- 書籍名:独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで
- 著者:コーリー・アルソフ
- 概要:プログラマーになるためのスキルを独学で学べる本です。Pythonプログラミングの基本を学べるだけでなく、プログラマーとして必要なスキル(シェル、正規表現、パッケージ管理、バージョン管理、データ構造、アルゴリズム、仕事の始め方・やり方)を一通り学べます。
- 書籍名:独学でプログラマを目指すあなたを応援する本。プログラミングは過去に学んだ知識も無駄にならない
- 著者:平田 豊
- 概要:プログラマーではないけれど、プログラミングができるようになりたい!プログラミングのことはわからないけれど、なんとか独学で学んでみたい!という人におすすめの本です。プログラミングの考え方を基礎から習得することができます。本書はあくまでプログラミング学習を応援内容となっており、プログラミング言語の技術的な説明はありません。
文系出身者がプログラミングスキルをスクールに通って習得する場合



文系出身者がプログラミングスキルを身につけるもう一つの方法は、プログラマー養成スクールへ通うことです。スクールに通えば、プログラミングスキルはもちろんのこと、業界情報や就職情報なども入手できます。
- 費用:約30万円~
- 習得期間:1ヶ月~3ヶ月
プログラマー養成スクールに通うメリット
- 向いている言語をカウンセリングで一緒に考えてくれる
- 確実にスキルを身につけられる
- 就職につながりやすい
スクールでは、検討段階もしくは入校前に、自分が何の言語に向いているか判別するカウンセリングを行っているところがあります。
事前に向いている言語選択ができるので、途中で後悔することなく学習に集中できるでしょう。
講師について1コマずつ受講を進めていくので、確実にスキルを習得できます。質の高い講師は、指導力が高いので文系出身者でも何の問題もなく授業についていけるでしょう。ともに学ぶ仲間がいることで、挫折する可能性も低くなります。
就職支援をしているスクールに通学すれば、受講修了後すぐにプログラマーとして活躍できるので、おすすめです。
プログラマー養成スクールに通うデメリット



- コストがかかる
- 通学する必要がある
スクールに通う最大のデメリットは、やはりコストがかかることでしょう。
しかし、最近ではオンラインスクールで比較的安くスキルを学べるようになってきました。自身で通学回数を選べる、回数制のスクールもあるので、必要な項目のみ学ぶという方法もあります。
時間の確保が大切
また、スクールに通うということは、確実にその時間を確保することが必要です。自宅や会社の近くにスクールがあるとも限りません。通学にストレスがかかると、通うこと自体が億劫になります。
スクールに通学する上で、最も大切なことは、カリキュラムを全て修了しスキルを身につけること。
自身の無理のない範囲で通えるスクールを見つけることが大切です。
入学前に無料体験を実施しているスクールもあります。スクールの雰囲気や、講師との相性が合うかなどを判断する良い機会ですので、ぜひ活用してみてください。
最後に



文系出身者でも、プログラマーになることは十分に可能です。ご自身にピッタリの学習方法が見つかるといいですね。
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