最近ではプログラミングスクールも増えており、プログラミングを学ぶ社会人・学生も増えています。パソコン1つでできるエンジニアの仕事は、魅力的に見えるかもしれません。でも……

プログラミングって難しそう……続けられるかな……
こう感じる方は多いのではないでしょうか?とくに、女性に。
実際、エンジニアは男性が8割で、女性の数は少数。この状況からも「女性はプログラミングが苦手なのでは?」と思ってしまいがちです。この疑問に関して、実際にプログラミングスクールに通った私が、お話ししたいと思います。
女性はプログラミングが苦手だと考えられる理由

①論理的思考が必要だから
プログラムを組んで指示を出せば、コンピューターはその通りに動きます。これがプログラミングです。
相手が人間ならざっくりとした説明でも、理解してもらえることもあるでしょう。でも、コンピューターには詳しく説明しなければ、こちらの意図が伝わらず、思った通りに動いてくれません。
たとえば、

オシャレなカフェを教えて
と、カフェに詳しい人に尋ねれば、オシャレなカフェを教えてもらえます。
でも、コンピューターに「オシャレなカフェを教えて」とお願いしても、「場所は?価格帯は?」といくつもの疑問点が浮かび上がり、要望通りのオシャレなカフェを見つけるまでが大変。プログラミングでは、筋道を立てて説明する論理的思考が必要です。
一概には言えませんが、男性は論理的に物事を考え、女性は直感やセンスなどの感覚で物事を考えることが多いと言われています。この点から、男性のほうがプログラミングに向いているのかもしれません。
②プログラミング=理系のイメージだから
「プログラミング」に専門的で理系の仕事のイメージを持ちませんか?
また、進路選択の場面でも文系を選んだという女性が多く、女性は数学などの理系科目が苦手というイメージがあるのかもしれません。
そのため「プログラミングって苦手かも」と思う女性が多いのかもしれないです。
実際にスクールに通ってみて


実は私もバリバリの文系人間で、数学もすごく苦手。正直、プログラミングも「難しそう。苦手かも」と思っていました
そんな私が
- なぜプログラミングを始めたのか?
- なぜプログラミングスクールに通おうと思ったのか?
この二点をお話ししたいと思います。
プログラミング始めた理由・スクールに通おうと思った理由
まず、プログラミングを始めた理由です。
勤務していた会社が体力的にキツい場面が多く、この仕事をあと何十年も続けるのは無理だと感じていました。
休みの日があっても寝てばかり。「このままではダメだ」と思うようになりました。
そんな時に、たまたま無料でプログラミングが学べるprogate(プロゲート)を見つけ「安く勉強できるならいいか」と興味本位でプログラミングを学び始めたのがきっかけです。
自分で書いたコードが動くと物凄くワクワクします。そのうち、

もっといろんなプログラムが書けるようになりたい
と思うようになっていきました。
ただ、独学での勉強は、一度つまづいてしまうと解決方法がわかりません。
わからない箇所をそのまま放置してしまうことも増え、なかなか勉強が進まなくなってしまったんですね。そこでプログラミングスクールに通うことを検討し始めました。
スクールを選んだ決め手
私が選んだプログラミングスクールは、CodeCamp(コードキャンプ)。
CodeCampを選んだ理由は、
- 全てオンラインで完結するスクールなので、日本全国どこでも勉強できる
- 他のスクールと比べて値段が安かった
- 朝から夜まで好きな時間にマンツーマンレッスンを受けられる
このような理由からです。
CodeCampにはさまざまなコースが用意されているのですが、私が選択したのはRubyマスターコースです。そのコースでHTML/CSS/JavaScript/Rubyを学びました。
実際にスクールに通って思ったこと

CodeCampは現役エンジニアの方が講師となっており、講師には女性もたくさんいらっしゃいます。
どの講師の方も分かりやすく優しく教えてくださったので、働きながら自分のペースでプログラミングを学べました。
プログラミングには論理的思考が必要?
記事の前半で軽く触れましたが、プログラミングには論理的思考なのかも、という想像は当てはまっていると感じました。
しかし、論理的思考はある程度慣れれば身につくものだと思います。
私は、
- 自分がやりたいと思っていることをなるべく分かりやすく分解する
- コンピューターにも理解してもらえるよう具体的に伝える
この2つを意識してプログラムを書いていました。
プログラミングに数学の知識は必要?
でも、数学の知識が必要だと思ったことはありませんでした。
私は、元々「プログラミングをより学びたい」という思いが強かったので、スクールに通ったのですが……モチベーションを保ちながら勉強できたと思っています。もちろん挫折しかけたこともありましたが。
マンツーマンレッスンなので他の受講生とお会いする機会はありませんでしたが、実際に未経験からエンジニアに転職した女性もいるようです。
文系エンジニアは意外と多い


プログラミングに必要な論理的思考は、たしかに女性には苦手かもしれません。でも、論理的思考は慣れさえすれば身につくものです
そのため、理系科目が苦手な女性もプログラミングは学びやすく、仕事にもつなげやすいと思います。実際に文系のエンジニアは多いです。
エンジニアに必要なのはコミュニケーション能力
よく聞くのが「エンジニアにはコミュニケーション力が必要」という言葉。たとえば、システムを作る前に「どういったシステムを作りたいか、いつまでに作ってほしいか」といった話をお客様とする必要があります。
また、場合によっては「こういった機能をつけましょう」と、こちらから提案することもあります。

こういったコミュニケーション力は、男性よりもむしろ女性のほうが得意なのでは?
女性だからエンジニアになるのは難しい……。そう考える必要はまったくありませんよ。
女性限定のキャリアスクールもある

最近は女性だけにWEB関連のスキルを教えてくれるスクールもあります。SHElikes(シーライクス)というスクールです。代表的なコースを紹介するので、ご覧ください。
- プログラミング入門
- WEBデザインコース
- WEBマーケティングコース
- WEBライティングコース
「受け放題プラン」ならこれらの人気コースを含む全29のレッスンの中から、好きなレッスンを好きなだけ受けることができます。
料金は1ヶ月あたり13,567円(税込・12ヶ月プラン)とリーズナブルなので、未経験者や副業目的の方にもおすすめです。
SHElikesについてもっと知りたい方はこちらの公式サイトをご覧ください。
まとめ:プログラミングに興味を持ったら……

まずは、progateなどの低価格で学べる教材で、プログラミングの勉強を始めてみるのをおすすめします。
その上で「もっとプログラミングがやりたい!」と思うようになったら、プログラミングスクールに通うのを検討したり、メンターをつけて勉強するとより理解しやすいと思います。
また、勉強しているうちに「プログラミングよりもWEBデザインをやってみたい」と思うかもしれません。そのときは、ここで紹介したSHElikes(シーライクス)のようなスクールを上手に活用してください。私たち女性にも、WEB業界で活躍できる場所はたくさんありますよ。