RubyとPHPの将来性は?今から学ぶならどちらがおすすめ?

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1つのプログラミング言語を学ぶためには、多くの時間と労力が必要です。

だからこそ言語選びを間違いたくはないですよね。もしも、あまり将来性のない言語を選んでしまったら……せっかく学習をしても、あまり役には立たないからです

そこでこの記事では、代表的なプログラミングであるRubyとPHPを比較してみました。どの言語を学ぼうか迷っている方は、是非参考にしてください。

RubyとPHPそれぞれの特徴

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まずは、RubyとPHPのそれぞれの特徴を紹介します。

Rubyの特徴

Rubyは1993年に生まれたサーバーサイドのプログラミング言語です。日本人のまともとひろゆき氏によって開発されました。「楽しく書くこと」をテーマに開発されました。

Rubyは、記述量が少ないため、初心者でも学びやすい言語です。

Rubyには「Ruby on rails」というフレームワークがあり、セットで学ぶことで体系的に、効率よく学習することができます。

PHPの特徴

PHPは1995年に生まれたサーバーサイドのプログラミング言語です。カナダ人のラスマス・ラードフ氏によって開発されました。

PHPは主にWebサービスの開発に用いられてます。

ソースコードが書きやすく、こちらもプログラミング初心者でも学習しやすいのが特徴です。

Rubyの将来性

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まず、Rubyの将来性について紹介します。Rubyは将来性が高く、今後需要が増えていく言語であると言われています。Rubyの将来性が高い理由は、以下の5つです。

  1. 学習環境が整っている
  2. 世界的に需要がある言語である
  3. ベンチャー企業やスタートアップが積極的にRuby on railsを採用している
  4. 高収入が期待できる
  5. サービス開発の実績がある

1.学習環境が整っている

まず、Rubyの特徴として、学習環境が整っていることが挙げられます。Rubyはプログラミング初心者でも学習しやすい言語です。

Rubyが学習しやすい理由は以下のとおりです

  • Rubyをメインに扱うプログラミングスクール
  • 豊富な数の参考書
  • 学習サイトでの充実したカリキュラム

学習開始の障壁が少なく、学習に挫折しにくいため、学習環境の面で将来性があります。

2.世界的に需要がある言語である

Rubyは世界的に見ても需要があるプログラミング言語で、海外の企業でもWebサービスの開発にRubyが用いられています

「TIOBE Index for January 2021」の統計によると、Rubyの言語検索数のランキング(2021年2月度)で14位にランクインしています。

言語検索数が多いということは、実際に開発の使用が多いと考えられるため、需要や注目度が高いと言えます。

3.ベンチャー企業やスタートアップが積極的にRuby on railsを採用している

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Rubyはフレームワーク(Ruby on rails)を用いて短期間で開発ができるため、ベンチャー企業やスタートアップ企業の開発に用いられる場面が多いという特徴があります。

また、学習がしやすく、スキルが身につけやすいため、就職への難易度もそれほど高くありません

ベンチャー企業やスタートアップのような変化を続ける企業にとっては最適なプログラミング言語であるため、今後も需要は増えていくと考えられます。

4.高収入が期待できる

Rubyを用いる企業は増えてきており、それに伴ってRubyエンジニアの収入も高くなっています。

Stack Exchange Inc.が調査した「2020 Developer Survey」によると、世界のRubyエンジニアの平均年収は5位にランクインされ、71,000ドルであったことが分かりました。

5.サービス開発の実績がある

Rubyを用いて開発されたサービスは数多くあります。以下はその一例です。

  • クックパッド
  • Airbnb
  • 食べログ
  • 価格.com
  • クラウドワークス
  • Twitte
  • Hulu

どれも一度は聞いたり使ったりしたことがあるのではないでしょうか。このように、Rubyは有名サービスに用いられており、実績と信頼性のある言語です。

Rubyで開発を行うWebサービスは今後も増えていくと考えられるため、将来性が高いと言えます。

PHPの将来性

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次に、PHPの将来性について紹介します。PHPもRuby同様、将来性のあるプログラミング言語です。PHPの将来性がある理由は、以下の3つです。

  1. WordPressに使用されている
  2. 開発環境や学習環境が整っている
  3. 人気が高い

1.WordPressに使用されている

CMSの最大手、WordPressは、PHPで開発されています。

WordPressは2020年時点で約40%以上のシェアを占めています

これからさらにワードプレスの需要は高まり、PHPを使えるエンジニアの需要も高まるため、将来性が高いと言えます。

2.開発環境や学習環境が整っている

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PHPには開発環境や学習環境が整っているため、学習のハードルが低いという特徴があります。

PHPの歴史は20年と長く、学習に必要な情報はインターネット上や書籍に豊富に揃っています。そのため、これからも需要は高まると考えられます。

しかし、PHPにはフレームワークが多く、RubyのRuby on Railsのように「これを使えば問題なし」というものが存在しません。その点は少し学習が難しいかもしれません。

3.人気が高い

PHPは人気の高いプログラミング言語です。PYPLが2020年11月に公開した調査データでは、PHPはPython、Java、C#とともに、上位5位以内にランクインしています。

PHPは、サーバーサイドの言語のスタンダードとして多くの企業が最も求めているスキルの一つと言えるでしょう。

結論:今から学ぶならRubyがおすすめ

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RubyとPHPの特徴について解説してきました。これらを踏まえて、今からプログラミングを学び始めるなら、Rubyをより強くおすすめします

Rubyには学習環境が整っており、これから求人も増えていくと考えられます。

また、ニーズや収入面を見ても、Rubyの方が高い傾向にあります。もちろん、目標や作りたいものによって学習するプログラミング言語も変わってくるので、自分にあったプログラミング言語を選ぶことが大切です。

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【この記事を書いた人】
nagamon

プログラミングスクール「テックキャンプ 」にてWEBアプリの開発を学習。現在はフリーランスWebライターとしてプログラミングや副業の記事を中心に執筆しています。

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