牛山くんと猫田さんは今日も雑談です。
猫田さん、プログラミング学習でわからない箇所があったらどうしていますか?
うーん、ちょっとは頑張るけど、解決しなかったらだいたい放置しちゃうよねー
ですよね……でも、すぐに解決したいときもあるし、やっぱり誰かに教えてもらったほうがいいのかなぁ
二人がそんな話をしているとキャニット先生がやってきました。
壁にぶち当たってしまうことは、よくありますよね。プログラミングスクールに通っていれば、ほとんど解決しますが……独学で学んでいる人にはメンターを利用する手段がありますよ
個人でもメンターを利用できるの?
最近はそういうメンターサービスも充実してきました。スクールに通わなくてもメンターを利用して、問題を解決してどんどん学習を進めていく人は増えていますよ
スクールに通わなくてもメンターを利用できるなんて、知らなかったなぁ……
では、せっかくなので、今回の講義はメンター制度について紹介しましょうか
というわけで、個人でメンターを利用するメリットを今回は紹介していきます。
プログラミングのメンターを見つけるメリット
独学よりモチベーションを保ちやすい
メンターを利用する最大のメリットは、『問題解決』ではないんですよ
えっ、そうなの
いちばんは、学習へのモチベーションを保つことができることなんですよ
プログラミングの独学は、どうしても「この学習方法で合っているのか」「学習が思うように進まない」などの理由から、挫折してしまう人が多くいます。実際に、「何度もバグが発生しては解除できずにプログラミングが嫌になった」という話も少なくありません。このような問題で、諦めてしまうのはすごくもったいないですよね。
気軽に相談することができ、効率的に学習を進めることができる
プログラミング学習ではエラーが何度も解除できなかったり、内容が理解できなかったりなど問題が多く起こりがちです。独学だと、このような問題に陥ったときに質問に答えてくれる人が近くにいません。
しかし、メンターならマンツーマンでわからないことに答えてくれます。すぐに質問や相談ができる環境があれば、安心して学習を進められるでしょう。このように身近に教えてくれる人がいるのといないのとでは、スキルを習得する時間に大きな開きがでてきます。
メンターを探す際の注意点
メンターを探すときは、どういった点について注意すればいいんですか?
牛山くん、いい質問ですね。メンターを探すときの注意点は以下の3つです
- 何回でも質問ができること
- 現役でエンジニアとして働いていること
- 状況に応じて提案をしてくれること
メンターを探す点の注意点①:何回でも質問ができること
プログラミングを学習するうえで「どれくらい質問できるかどうか」は効率よくスキルを習得するためにとても大切な要素です。もし質問ができないと、わからないことが増えていき途中で挫折してしまう大きな要因となってしまうからです。また、質問の回数以外にも、対応してくれる「時間帯」や「曜日」についても確認しておきましょう。メンターが自分に合っているかどうかも大切なチェックポイントとなります。
メンターを探す点の注意点②:現役でエンジニアとして働いていること
実践で使えるスキルを身につけるためにも、現役のエンジニアであるかどうかはとても大切なポイントになります。現役のエンジニアであれば、現場で経験しているからこそできる教え方が身についています。さらにIT業界に関する最新の情報やスキルを持っているため、より有益なアドバイスがもらえるでしょう。しっかりとしたプログラミングの技術や知識を習得するためにも、現役エンジニアを選ぶことをおすすめします。
メンターを探す点の注意点③:状況に応じて提案をしてくれること
一般的に、学習サイトやスクールでは決められたカリキュラムから選択するため、すべての項目が自分にとって必要とは限りません。しかし、優秀なメンターならあなたの状況に合わせた学習プランやアドバイスをしてくれます。個別の状況に合わせた提案をしてくれるメンターを見つけられれば、効率よく学習を進められるでしょう。
スクールと比較したメンターのメリット・デメリット
メリット:スクールより価格が安い
メンター制度を使うメリットは、なんといっても安いことです
プログラミングスクールでメンターを利用すると、有名スクールだと平均して月に10万円は超えるでしょう。しかし、メンターならだいたい月に1万〜3万円(多くて5万円)ほどではないでしょうか。スクールでは就職活動などのサポートがありますが、メンターではありません。しかし、価格の安さは非常に魅力的であるといえます。
デメリット当たり外れがある
メンターのデメリットは、人によって当たり外れがあることです
個人でやっているなら、そりゃハズレもあるよね
スクールだと面接などで講師の質は精査されておりますが、メンターではいわば誰でも教えることができるため、レベルによって当たり外れが正直あります。少しでも違和感を覚えたらそのメンターは避けるべきでしょう。それを回避するために、一度お試しプランを受けてからメンターをお願いしましょう。
プログラミングメンターの探し方
それでは、実際にどのようにプログラミングメンターを探すのか、その方法を紹介します。探す方法は、下記2つとなります。
- ココナラで探す
- MENTAで探す
プログラミングメンターの探し方①:ココナラで探す
「ココナラ」は、TVや雑誌でも取り上げられている有名なサービスで、名前を聞いたことのある方も多いはずです。ココナラは一言で言うと「みんなの得意を売り買い」できる「スキルのフリーマーケット」です。その中でプログラミング学習者を対象にメンターサービスを提供している人がいます。
ココナラは聞いたことがあります。メンターサービスなども出品していたんですね
完全に個人で出品している方ばかりですから、質の保証は正直しづらいです。でも、安くて良いメンターに出会える可能性も十分にありますよ。結局、メンターの良し悪しって相性だったりしますからね
プログラミングメンターの探し方②:MENTA
ココナラと違って、MENTAはプログラミングのメンター専用のサイトです。登録しているメンターの数は、こちらのほうが多いでしょう。MENTAは「教えたい人」と「学びたい人」をマッチングするプラットフォームです。
MENTAだと、料金はどのくらいなの?
ココナラよりは若干、高めですね。ただ、メンターによって随分と料金が違うので、自分の目で確認するのがいちばんです
プログラミング学習で良いメンターの見つけ方と見分け方:まとめ
というわけで、今回はメンターについての講義を行いました
メンター制度の利用ですか……ちょっと前向きに考えてみようと思います
安い料金で疑問が解決するのは、いいよね。なるべくお金をかけたくないもん
スクールに通うお金はないけど、メンターの助けは借りたい。そういう人は、個人でメンター制度を利用するのも1つの手ですよ