就職・転職で有利に!プログラマーが取得するべき資格一覧まとめ

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プログラマーになりたいけど、資格って取ったほうがいいのかな?

就職や転職に有利な資格が知りたい

今回はこのような疑問にお答えします。資格を取ろうかどうか迷っている方は大勢いますよね

私自身、エンジニアに転職をして1年が経ちます。

現場でよく使われるプログラミング言語を理解しているのと、実際に現場のプロジェクトマネージャーや営業担当に聞いて「この資格があるといいよ」というのを聞いているので、信頼性は高いと思います。

プログラマーへの就職・転職に有利な資格は次の3つ

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IT資格は世にたくさんありますが、せっかくなら合格をして得をする資格を取得したいですよね。

ここでは就職や転職の際に有利になるIT資格を3つ紹介します。

  1. 基本情報処理試験
  2. Oracle認定Java資格
  3. Ruby技術者認定試験

①  基本情報処理試験 

基本情報処理試験 を運営しているIPA(情報処理推進機能)では次のように定義しています。 

情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。

引用元はこちら

IT業界になじみがない方も、基本情報処理試験 の名前くらいは聞いたことはあると思います。

基本的なIT用語からソフトウェア、データベース、ネットワーク、プログラミングなど幅広い分野から出題がされるのが特徴です

難易度

2019年度の基本情報処理試験 の合格率は24.8%でした。

例年合格率はほぼ変わらないため、「4人に1人くらいが合格するのだな」というイメージで良いかと思います。

また、午前・午後ともに60%以上の得点が必要になるので注意が必要です。午前だけ、午後だけ60%超えていても不合格になります。

日程と費用

令和3年(2021年)から、上期と下期でそれぞれCBT形式(マークシートではなく、パソコンを使って回答する形式)で運用されることが決まりました。

上期: 2021年5月1日(土)~2021年6月27日(日) 下期:未定

費用はこれまでと変わらず、5,700円(税込)になります。

メリットは?

IT資格は民間資格、ベンダー資格が多い中で、この基本情報処理試験 は唯一の国家資格になります。

基本情報処理試験に合格することで、ITの基礎を身に着けているということを国が証明してくれる内容になっています。

また、いままでは年2回しか受験のチャンスがなく、日程も決まっていたため、仕事の都合によっては受けられない方もいたかと思います。

これからはCBT形式に変わるので、自分が受けたいときに受けられるのが大きなメリットです。

1度合格したら有効期限はありませんので、更新の必要がないのは良いですね

② Oracle認定Java資格

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Oracle認定Java資格は、その名の通り、Oracleが主催するベンダー資格になります。

公式サイトでは下記のように紹介されています。

「Java SE 8」は、冗長的なコードの削減、コレクションやアノテーションの改善、並列処理プログラミング・モデルの簡素化、最新のマルチコア・プロセッサの効率的な活用により、企業システムやクラウド・サービス、スマート・デバイスなどで活用されるアプリケーション開発を加速させます。この資格を取得することで、業界標準に準拠した高度なスキルを証明します。

引用元はこちら

小難しく書かれていますが、Java資格の中で唯一、開発元のOracleが認定している資格です。

数あるJava資格のなかで、最も権威性のある資格として、各IT企業でも資格取得の際の奨励金・昇給の対象になっています。

難易度

Oracle認定Java資格には、ブロンズ、シルバー、ゴールドの3つがあります。

ブロンズは「プログラミング未経験者向け」、シルバー「先輩の指導があれば開発ができるプログラミング初心者向け」、ゴールドは「独力で開発ができる中上級者向け」と定義されています。

シルバー以上になると国際資格になるため、海外でもプログラミングの実力を証明できます。これは強いですよね

 

日程と費用

CBT形式で随時受験することができます。費用はブロンズで15,000円、シルバーとゴールドは29,400円になります。

国家資格ではないため、基本情報処理に比べたら受験料が高額になっています。

メリットは?

システム開発のなかで、javaはプログラミング言語の中で最も需要が多いです。

実際にレバテックフリーランスで、求められるプログラミング言語はJavaが約2600件、PHP約1900件、C言語約280件と、需要の面からも他の言語とは差を広げています。

つまり、Oracle認定Java資格を取得すれば、他者と差別化をはかることができ、就職や転職の際にも有利になることが分かります。

③Ruby技術者認定試験

学校

Rubyアソシエーションが主催の民間資格になります。公式サイトには次のように記載されています。

Ruby技術者認定試験制度は、Rubyベースのシステムを設計、開発、運用するエンジニア、Rubyでシステム提案を行うコンサルタント、Rubyを教える講師及びRubyを学ぶ学生などを対象とした認定試験制度です。

引用元はこちら

Rubyは日本人の まつもと ゆきひろ氏が「より簡単に、よりわかりやすくコードを書く」ために開発された言語です。

Rubyは、クックパッドやAirbnbといった有名なWebサービスに利用されています。具体的にどんなサービスを作れるのか、分かりやすくていいですね

難易度

Ruby技術者認定試験にはシルバーとゴールドの2種類があります。

シルバーは初心者向けの資格として、Rubyの文法知識などについて、基本的な技術レベルを持つことを証明する資格になっています。

ゴールドはシルバーの上位資格として、アプリケーション設定の際に必要な知識やプログラミング技術を持つことを証明する資格です。

合格率は非公開ですが、シルバー・ゴールドともに75%の合格率を求められるので、しっかりと学習することが求められます。

日程と費用

試験はCBT形式で随時受験ができます。

費用はシルバーで 16,500円(税込) 、ゴールドは 16,200円(税込) になります。

メリットは?

Rubyはベンチャー企業や自社開発企業で使われるモダンなWeb系プログラミング言語として人気があるため、資格を取ることで実力の証明になります。

また、唯一のRuby資格になるため、「Web系のシステム開発に挑戦したい人」という方にはぴったりの資格です。

まとめ:自分のキャリアアップにあった資格を取得しよう!

学生

就職・転職で有利になる、プログラマーが取得するべき資格についてまとめます。

プログラマーへの就職・転職に有利な資格は次の3つです。

  1. 基本情報処理試験
  2. Oracle認定Java資格
  3. Ruby技術者認定試験

「資格を取ろうか迷っている」という方は、自分のキャリアプランにあった資格を受けてみることをオススメします。

ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。

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【この記事を書いた人】
vega

テックアカデミーに通い、32歳からエンジニアに転職をした元営業マン。ツイッターでは@vega8150とうアカウントで、30代から未経験でエンジニアに転職した体験を随時発信しています。

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