PHP入門7:PHPで「Hello World」を表示させよう

PHP入門
CANIT先生
CANIT先生

今回の講義でPHP学習の入門編は最後です

猫田さん
猫田さん

我ながら、ここまでよく頑張りましたねぇ

今回の講義では、PHPファイルを作って、localhostでHello worldを表示させましょう。

PHPに限らずどのようなプログラミングを学習する際にも、最初は「Hello World」を表示させるのがポイントです。

PHPファイルを作って、localhostで表示させよう

パソコン

PHPファイルでHello worldを表示させるために、まずはPHPファイルを作ってlocalhostで表示できる環境を整えましょう。

こちらは以前に紹介した「PHP入門4:PHPファイルを作成してみよう」に詳しい方法が記載してありますので、忘れた方は読んでみてください。

CANIT先生
CANIT先生

Hello worldを表示させるために、まずは下の流れで準備を行いましょう

  1. XAMPPを起動して、Apacheを起動させる
  2. テキストエディタを使ってPHPファイルを作成する
  3. HtdocsにPHPファイルを保存する
  4. ブラウザで「http://localhost/index.php」にアクセスする
CANIT先生
CANIT先生

ここまでは、今まで学習した内容を振り返ればできますよ

現状では、ブラウザでindex.phpを表示させても、中に何も入っていないため空白となっています。これからここに「Hello world」を表示させるためのプログラムを記入していきます。

PHPファイルの中に、PHPプログラムを作成しよう

ここまでの環境が整えば、次は作成したPHPファイルの中身を表示させてください。

ファイルの中身を見ると、まだ何も記入していないので、こちらの画像の左側のようになっていると思います。

その状態から、<body>と</body>の間に「Hello world」と入力します。

HTMLの学習をしているのなら、この状態でindex.htmlとして保存すればミッションコンプリートとなるのですが、今回学習しているのはPHPなのでもう少し続きます。

先ほどの状態から、こちらの画像のように入力するとPHPプログラムとして「Hello world」が表示されるようになります。

牛山くん
牛山くん

けっこう、追加するんですね

CANIT先生
CANIT先生

そうですね。最初のHTMLから追加したのは、以下の5箇所です

  • 「Hello world」の上部に「<?php」が追加される
  • 「Hello world」の下部に「?>」が追加される
  • 「Hello world」の左側に「echo」の文字が追加される
  • 「Hello world」が「””」で挟まれる
  • 「Hello world」の右側に「;」が追加される

それでは、追加した部分を中心にそれぞれの意味を詳しく紹介していきましょう

PHPプログラムのルールについて

男性 パソコン
CANIT先生
CANIT先生

まずは、PHPプログラムの大原則を紹介します

PHPプログラムは「<?php」でスタートして、「?>」でゴールとなり、それ以外の部分に関してはHTMLファイルとして処理されます。

HTMLファイルは「<html>」がスタートで「</html>」がゴールでした。これと同じ仕組みだと考えればOKです。

今回のケースだと、Hello worldの部分だけをPHPプログラムとして処理していますので、Hello worldを上下で挟んでいます。

echoの役割

次に、「echo」という文字ですが、こちらは指定したパラメータを文字列として表示させる命令(プログラム)です。

今回のケースでは、「”Hello world”」がパラメータとなり、パラメータを文字列として表示させる処理をしています。

「Hello world」を「””」で挟んで、「echoによってどの部分までをパラメータとして扱うのか」を指示しています。

そして、行の最後の「;」は「echoの命令はここで終了」という終わりの合図です。

ここまでのプログラミングが完了すると、localhostではこのように表示されます。

これで無事に、PHPプログラムで「Hello world」を表示させることが出来ました。

牛山くん
牛山くん

できました!

猫田さん
猫田さん

できました!

CANIT先生
CANIT先生

いいですね! ではこの調子で少し応用編もやってみましょう

今まで覚えた成果、プラスアルファでプログラミングをしてみよう

ここまでの学習で、「文字列をPHPプログラムで表示させる」ということを学びました。

それでは、複数の文字列を表示させる応用編を紹介しましょう。

PHPプログラムで複数の文字列を表示させるのは、とても簡単です。

こちらの画像のように、命令とパラメータを増やすと、複数の文字列を表示させることが出来ます。

このままでも「複数の文字列を表示させる」という目的は達しているのですが、この状態だと読みづらいので、パラメータごとに改行していきましょう。

PHPプログラムとHTMLを合わせて文字列を改行しよう

文字列を改行する際にはPHPプログラムではなく、HTMLタグを使用します。

HTMLタグで改行を示すのは「<br>」というタグです。

このタグを改行したいポイントに設置すると文字列を改行することが出来ます。

CANIT先生
CANIT先生

このように、PHPファイルの中身を変更すれば、結果表示画面では文字列が改行されます

猫田さん
猫田さん

なんか、思っていたより簡単だね

牛山くん
牛山くん

でも、やっぱりHTMLがわかっていないと、この先はきついかもしれませんね

CANIT先生
CANIT先生

そうですね。牛山くんの言うように、PHPを使いこなすためには、やはりHTMLの知識が必須です。両方とも学んでいきましょう

さて、今回の講義の最大の注意点は、HTMLのタグを必ず「パラメータの中」に入れることです。

PHPプログラムでは、HTMLタグも含めてパラメータと認識しますので、タグをパラメータの外に出してしまうとエラーとなってしまいます。

まとめ

パソコン
CANIT先生
CANIT先生

全7回の、PHP:基礎編、お疲れ様でした

牛山くん
牛山くん

お疲れ様でした

猫田さん
猫田さん

おつかれさまー

次回からは、本格的にPHPのプログラミングをスタートさせていきますので、楽しみにしておいてください。

牛山くん
牛山くん

ここからが本番! 一緒に頑張っていきましょう!

猫田さん
猫田さん

おー!

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PHP入門
【この記事を書いた人】
CANIT 先生

あらゆるプログラミング言語をあやつるフリーの凄腕講師。温和な性格で「わかるまで教えます」がモットー。たまに時間ができると動物の仲間達に、プログラミングを教えることもある。現在の生徒は牛山くんと猫田さん。

CANIT
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