プログラミングや動画編集の勉強ならCANIT (キャニット)

【入門編7】Pythonのinputで標準入力を行ってみよう

Python入門

前回はPythonの辞書型、タプル型について解説しました。

今回はPythonで標準入力を行う方法を解説していきます。

標準入力ができると、外から入力されたデータをプログラム内で利用できます。

Webアプリ開発で必ず使うのでやり方をしっかり覚えてくださいね。

本記事では、標準入力とは何か、Pythonでの標準入力の基本、について解説します。

Pythonの標準入力とは?

標準入力とは、コマンドプロンプトからプログラム内に、データを受け渡すことです。

プログラムを実行するときは、以下のようにコマンドプロンプトに入力しますよね?

python test.py

ここに、半角スペース区切りで入力することで、そのデータを受け渡すことが可能です。

python test.py 1

上記を入力すると「1」というデータがプログラムに渡されます

渡されたデータは、プログラム内で自由に使うことが可能です。

標準入力を利用することで、外部からのデータをプログラム内で使用することができます。

Pythonのinputとは?

inputとはPythonで標準入力を受け渡すための関数です。

たとえば以下のように利用します。

data = input(“”)

こうすることで、input関数で標準入力したデータを受け取り、変数に格納することが可能です。

基本的にPythonで標準入力を行う場合は、inputだけを使います。

Pythonの標準入力の基本

Pythonの標準入力の基本をみていきましょう。

本記事では以下の項目に分けて解説します。

  • 標準入力した文字列を表示する
  • 標準入力した数値を表示する
  • 標準入力した複数のデータを表示する

1つ1つのやり方を詳しく説明しましょう。

標準入力した文字列を表示する

まずは、一番基本的なinputの使い方をみていきましょう。

標準入力した文字列を、printで表示する方法です。

=====コード例=====

ken = input(“”)
print(“あなたの出身地は” + ken + “ですね”)

=====コード例=====

○実行結果

まず、inputによって標準入力をさせています。

コマンドプロンプトから何でも良いので、【実行結果】のように文字列を入力しましょう

文字列を入力後は、【Enter】を押すことでプログラムが実行されます。

標準入力したデータは、変数kenに格納されます。

そして、printによって変数が表示されるという流れです。

これが標準入力のもっとも基礎的なものです。

ただこれだとコマンドプロンプトから入力する際、「なんのデータを入れれば良いの?」となってしまいますよね。

そこでどういうデータを入力すべきか、示す方法を紹介しましょう。

=====コード例=====

ken = input(“出身地を入力してください:”)
print(“あなたの出身地は” + ken + “ですね”)

=====コード例=====

○実行結果

inputの中に「出身地を入力してください:」と入力することで、コマンドプロンプト上にその文字が表示されます

このようにすれば、出身地を入力すれば良いことがわかりますね。

標準入力した数値を表示する

つづいて、文字列ではなく数値を標準入力する方法を解説しましょう。

数値を標準入力する場合、少し注意が必要です。

inputによって受け取ったデータは、数値であっても文字列として認定されてしまうのです。

そのため、inputで受け取った後、数値データに変換しなくてはいけません。

=====コード例=====

num = input(“数値を入力してください:”)
print(1 + int(num))

=====コード例=====

○実行結果

上記では、inputで受け取ったデータを変数numに格納しています。

そのデータをintによって、文字列から数値に変換しているのです。

こうすることで数値として認定され、「1+3」の足し算ができるようになります。

標準入力した複数のデータを表示する

最後に、複数のデータを標準入力する方法をみていきましょう。

今までは、コマンドプロンプトから1つの情報しか入力しませんでしたね。

python test.python 3

複数のデータを渡したい場合は、以下のように半角スペース区切りで入力します。

python test.python 3 8

そして、複数データを処理する場合は、次のようにコードを書きます。

=====コード例=====

num = input(“スペース区切りで数値を2つ入力してください:”).split()
print(num)
print(num[0])
print(num[1])

=====コード例=====

○実行結果

通常通りinputで標準入力したデータを受け取った後、splitによってデータを半角スペースごとに切っています。

「3 8」が「3」と「8」に分かれるようになります。

こうすることでnumはリストになり、num[0]に「3」が、num[1]に「8」が格納されます。

splitを使うことで、複数データも処理することが可能です。

ちなみに、3つの標準入力データを受け取りたい場合も同様です。

複数のデータを受け取りたい場合はよくあるので、このやり方も覚えておきましょう。

まとめ

本記事ではPythonの標準入力について解説しました。

input関数の使い方がお分かり頂けたかと思います。

標準入力ができると、たとえばエクセルのデータをプログラムに入力する、ということも可能です。

また、1つのプログラムの出力内容を、他のプログラムで利用することもできますね。

標準入力を覚えることで、できることの幅が一気に広がるでしょう。

次回はPythonのif文について解説します。

❤内容は役に立ちましたか?皆さまのご意見が励みになります☺
YesNo
手に職をつけてプログラマー転職

そろそろ本気で将来のことを考えなくちゃ……手に職をつけてプログラマーやエンジニアに転職したいなぁ。でも、プログラミングスクールってものすごくたくさんあるし、なんか敷居が高いのよね

これからプログラマーやエンジニアへの転身を目指すあなたに、どのスクールがもっとも適しているのかを紹介します。

Python入門
【この記事を書いた人】
谷津弘樹

某自社開発のIT企業に勤めていた元webプログラマーです。主にサーバーサイド側を担当し、phpを使った開発経験があります。現在は退職しフリーランスライターとして活動中。IT系の記事を主に執筆し生計を立てています。

CANIT
タイトルとURLをコピーしました