近年、エンジニアが注目されるようになりましたね。その噂は、猫田さんや牛山くんの耳にも届いていたようです。

最近はプログラミングスクールで学んで、エンジニアを目指す人も増えているようですよ

んんー でもさ、実際にどんな仕事に就けるのかよくわからないよね

そうなんですよねぇ……
そこに現れたのは、二人の会話を耳にしたキャニット先生です。

なるほど。プログラミングを学習しおえてからの仕事内容ですか。 たしかに知らないと困りますね

そうなのよ。わけのわからん仕事にしか就けないなら、スクールなんていきたくないし
というわけで、今回はプログラミングスクールに通って転職したら現実的にどんな仕事があるのか紹介します。なお、この記事では人気のウェブ・IT系の仕事に絞りました。
プログラミングスクール卒業後の転職先


プログラミングスクールを卒業した方は、ITエンジニアとして企業に属することが多いです
転職先の仕事は、主に以下の3つが挙げられます。
- フロントエンドエンジニア
- サーバーサイドエンジニア
- インフラエンジニア

違いがさっぱりわからん

そうかもしれませんね。では、1つずつどのような仕事をするのか、紹介しましょう
1、フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、その名の通りフロントエンド側を担当するエンジニアです。

そもそも、フロントエンドってなに?
フロントエンドは、ユーザーと直接データのやり取りを行う要素のことで、Web制作ではWebブラウザ側(クライアント側)を指します。簡単に言えば、WEBサイトの目に見える部分を作るエンジニアです。
フロントエンドエンジニアの主な業務は、デザイナーが作成したデザインをもとに、WEBサイトの設計やWordpressの構築やカスタマイズをします。
2、サーバーサイドエンジニア

サーバーサイドエンジニアとは、サーバー側で動作するプログラムの開発やデータ処理などをおこなうエンジニアのことです。
Webサービスやショッピングサイト、業務システムなどが動作する裏側のシステムを開発するためバックエンドエンジニアとも呼ばれます。

あきらかに、さっきのフロントエンドよりも大変そうじゃないか

僕もそんな印象を受けますね

そうですね。たしかに、バックエンドエンジニアになるための学習や転職の難易度は、フロントエンドエンジニアよりも高めです。でも、その分収入は高い傾向にありますよ

なるほど……がっぽり儲かるのは、こっちかぁ
3、インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、サービスの基盤を作るエンジニアです。
インフラエンジニアの魅力は、社会に貢献している実感を得やすいことです。情報化社会の現代では社会的にも求められる仕事なので、やりがいを持って働けます。

やりがいがある仕事はいいですね

わたしは、やりがいなんぞよりも目先の現金を優先します

まぁ……そこは、人それぞれの価値観で良いと思いますよ(笑)
インフラエンジニアの業務内容は、サーバーやネットワークの構築から運用・保守などです。また、インフラエンジニアは「サーバーエンジニア」と「ネットワークエンジニア」の二つに分類されることが多いので、それぞれの特徴を簡単に紹介しましょう。
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアはサーバーの運用業務全般を担当します。近年はクラウドサービスの発展により、物理サーバーを持たない企業も増えています。そのため、物理サーバーの知識や技術だけでなく、仮想環境でのサーバー構築などのスキルも求められます。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、コンピューターやサーバーをルータなどに接続し、ネットワークの構築、運用・保守を行うエンジニアです。

ただ……プログラミングスクール卒業後にインフラエンジニアになる人は、それほど多くありません。インフラエンジニアになるためのプログラミング言語を学習できるスクールが、そう多くないからでしょう

では、新しくインフラエンジニアになる人は、どこで学習するんですか?

実は、インフラエンジニアには、未経験歓迎の案件も多いんですよ。だから、難易度自体はそこまで高くないです
【注意】エンジニアの種類の定義は曖昧

というわけで、フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、インフラエンジニアの3種類のエンジニアを紹介しました。なんとなくイメージは掴めましたか?

というわけで、フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、インフラエンジニアの3種類のエンジニアを紹介しました。なんとなくイメージは掴めましたか?

理解できました!

えぇ……ここまで説明しておいてなんですが、実はエンジニアの定義って、相当曖昧なんですよ。企業や事業の内容によっては、今紹介した3つの呼び名以外で呼ばれることもあります

えぇえええええええええ
たとえば、インフラエンジニアの中でもデータベースを扱う人は「データベースエンジニア」と呼ばれます。また、フロントエンドもサーバーサイドも担当する「フルスタックエンジニア」と呼ばれるエンジニアもいます。

また、よくわからないエンジニアが増えた……

困りましたね

大事なのは、転職活動をするときにきちんと業務内容を確認することです。ここを疎かにしてしまうと、いざ入社してから「やりたかったことと違う!」なんてことも考えられますからね
プログラミングスクールから転職を成功させるには

ここまで紹介してきたように、エンジニアの種類によってそれぞれ特徴や必要なスキルは異なります。もし、プログラミングスクールに通う前から気になるものがあれば、必要な知識を重点的に学ぶと転職の成功率は上がるでしょう。

まだハッキリとは決まらない場合はどうすればいいですか?

そうですね。実際は、そういう人が大半だと思いますよ。だから、「こういう仕事が自分に向いてそう」とか「こういう仕事が自分は好きだな」とか、意識しながら学習すると良いです。そうすれば、少しずつ自分にとってのゴールが見えてきますよ。学習の質も上がるでしょう
自分にあったプログラミングスクールの探し方

目標とする仕事に就くために、プログラミングスクール選びはかなり大切になります。

さて……もともとはプログラミングスクールの話でしたよね。どのようなエンジニアを目指すにしても、プログラミングスクール選びはとても重要です。自分に合わないスクールに入ってしまったら、お金も時間も無駄ですからね

どうすれば、自分に合ったプログラミングスクールかどうか、わかりますか?

実際にスクールが行っている無料カウンセリングを受けるのが、いちばん早いですよ

無料なら、気軽に試せるね
プログラミングスクールに入る前に、必ず無料のカウンセリングを受けておきましょう。プログラミングスクールの学習内容やサポート体制が自分に合っているかを知ることで、入学後に後悔する確率を下げることができます。

無料カウンセリングを行っているプログラミングスクールをいくつか紹介しますね
どの無料カウンセリングも、無理な勧誘をされませんし、話がまとまっていない状態でも相談することができます。まずは無料で気軽に相談することから始めましょう。
まとめ:プログラミングスクールに通ってエンジニアに転職しよう

今回は、プログラミングスクールに通って転職したら、現実的にどんな仕事があるか紹介しました。
- フロントエンドエンジニア
- サーバーサイドエンジニア
- インフラエンジニア
プログラミングスクールを検討している人には、プログラミングを学んで転職し、スキルを磨きたい。将来は独立したい。と考えている方が多いと思いますが……大切なのは、ゴールから逆算して考えることです。
まずは、今回紹介した仕事の中で気になったものを深く調べたり、必要な知識を学ぶことから始めてみましょう。