プログラミングスクールに通えば、未経験でもエンジニア転職できるの?
本当にプログラミングスクールでスキルアップできるの?
プログラミングスクールを受講しようと考えている人は、このように悩んでいるのではないでしょうか。
そこで今回は、プログラミングスクールを2社受講経験のある私が、そのようなお悩みを解決していきます。
この記事を読むことで以下の3つのメリットが得られます。
- プログラミングスクールを実際に体験した声が聞ける
- プログラミングスクールで転職できる人できない人の特徴がわかる
- プログラミングスクールでスキルアップできるかどうかがわかる
3分程度で読めますので、ぜひ最後までご覧ください。
プログラミングスクール2社通ってエンジニア転職しなかった理由
私は「tech boost」と「ウェブカツ」というプログラミングスクール2社に通っていました。
目的は「エンジニアへの転職」です。しかし、結局エンジニア転職はしませんでした。
私がエンジニアにならなかった理由を2つお伝えします
理由1:プログラミングスクールに通って適性がないとわかったから
1つ目は、プログラミングスクールに通って、プログラミングの適正がないとわかったからです。
プログラミングスクールを受講する前の私は、「プログラミングスクールに通えばエンジニアに転職できる」と考えていました。
なぜなら、SNS上の口コミなどで毎日のように「〇〇スクールに通って転職成功しました!」と目にしたからです。
独学からのスタート
私は2018年の9月頃からプログラミングに興味を抱き、独学で無料のソフトで勉強をしました。
その後2018年11月から「tech boost」という、最新技術を学べることが特徴のスクールに通いました。最初の頃は、プログラミングという新鮮な学びに対して心躍らせていました。
しかし、受講して3ヶ月経過したころに、一通りカリキュラムを終えた時です。
アプリが作れない……
基本的には自分で1からプログラムを組んで、アプリを完成させる期間に入りました。tech boostはメンターと呼ばれる、相談役がつきます。
一通りカリキュラムを終えていた私は、「Webアプリなんか簡単に作れる」と考えていました。しかし、現実にどこから手をつけていいのかわからず、メンターに相談しても、受講期間内にオリジナルアプリを完成させられませんでした。
この経験から、自分にプログラミングは向いていないと感じたのです。エンジニアになっても活躍することは難しいだろうと考え、転職を諦めました
理由2:プログラミングスクールで学んだことを転職以外で生かせることがわかったから
2つ目の理由は、プログラミングスクールで学んだことは、エンジニア転職以外でも役に立つと考えたからです。
プログラミングスクールによって、WordPressについての知識を教えてくれるところがあります。WordPressとは、サイトやブログを制作できる無料のソフトウェアです。
私は、tech boostに通ったあとに、ウェブカツというオンラインスクールにも半年通っています。通った理由は、フロントエンドの言語に特化していたから。
フロントエンドというのは、簡単に言えば私たちが見ているWebのホームページなど見える部分のことを指します。
tech boostでは、バックエンドと呼ばれる、裏で働くプログラミング言語をメインで学んでいました。「ログイン」「新規登録」など、馴染みのある機能はバックエンド言語の働きによって成り立っています。
ウェブカツでは、WordPressの知識もカリキュラム内容に入っています。
今、Webライターとして仕事をしていますが、WordPressの知識があったからこそできた仕事もあります
プログラミングスクールに通ったからといって、必ずしもエンジニアに転職する必要はないのだと思いました。他の場面で役立つこともあります。
プログラミングスクールで転職できるほどスキルアップできるのか?
プログラミングスクールに通えば、転職できるほどスキルアップが出来るのか……結論は「人による」です。
転職をするには、プログラミングスクールで何を学んできたのかを証明するポートフォリオと呼ばれる作品集が必須です。
私が通っていたtech boostは、ポートフォリオ作成の手伝いをしてくれました。しかし、実際にポートフォリオを作成できるのかは人によるところが大きいです。
ただし、ポートフォリオが仮に作成できなかったとしても、教養の1つとしてプログラミング知識を学べているのは、かなり有利です。なぜならば前述したように、プログラミングのスキルが他の場面で役立つことが大いにあるから。
エンジニアに転職できるほどスキルアップできるかは、正直、人によります。しかし、教養としてスキルアップをしたいのなら、ほとんどの人にプログラミングスクールは役に立つでしょうね
プログラミングスクールでエンジニア転職できる人とできない人の違い
プログラミングスクールで転職できる人とできない人の、大きな違いは「受動的」か「主体的」かの違いでしょう。
受動的な人にプログラミングスクールは不向き
受動的な人は、自分からスキルを学んでいけません。そして、プログラミングスクールは、受動的な人が転職できる仕組みにはなっていないのです。
エンジニアとして転職するには「自走力」が必要。自走力とは、自分で問題を解決していける力のことです。
主体的な人はどんどん伸びる
逆に、主体的な人は自分から積極的に動けるので、スキルがぐんぐん身につきます。
たとえば、Web検索で出てきたおもしろいサイトを、自分でコードを書いて実装するなどの積極性があれば、転職に成功する可能性が高いでしょう。
自分がプログラミングスクールを受講するか悩んだときは、教養として学びたいだけなのか、エンジニア転職をしたいから受講するのか明確にしておくべきです。
まとめ:プログラミングスクールで転職できなくても生かせる場面はある
プログラミングスクールに通ってエンジニア転職ができる人は、主体的な姿勢のある人です。
エンジニアに転職すれば、プログラミングスクールの受講料は、数ヶ月で取り戻せるでしょう。仮にエンジニア転職できなくても、教養としてプログラミングの知識がつきます。
プログラミングスクールで転職をしたい人はぜひ、参考にしてくださいね。